リアル8番出口

ばく
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15分ルールで今日も何かを書いていく。


昨年末にsteamで配信されて一躍話題となった「8番出口」、そこから派生してXで出てきたのが、「新宿三丁目C8出口から西新宿E8出口まで地下通路のみを利用して行く」というリアル遊びだった。

当時、その話を目にしたときは、やってみたいと思う一方で、宮城に住んでいたこともあり、できるとしたらいつできるだろうと考えていた。

そして先日、ようやく挑戦することができたので、その感想を述べていきたい。


先に断っておくと、私は新宿の土地勘がまったくないため、本当に迷子にならないよう土地勘のある友人と一緒に行った。

その友人は既にプレイ済み且つクリア済みだったので、後方で私がさ迷い歩くのを腕組みしながら眺めるというある意味いちばん楽しいポジションでついてきてもらった。


まず驚いたのは、スタート地点の新宿三丁目と、新宿の新南口が非常に近かったことだ。

新南口で待ち合わせて、そこからスタート地点まで友人に案内してもらったのだが、その近さに驚いた。

地図上で見ると道が入り組んでいて近いのか遠いのかよくわからなかったのだが、歩いてみるととても近い。

この距離を運賃を払って鉄道に乗るのはもったいないと思う一方で、私ひとりでは到底辿りつけなかったので、土地勘に慣れるまでは鉄道を使うべきだとも思う。


改めて新宿三丁目C8出口からスタートして地下に入る。

初手で隣のビルに入ってしまったが、ここは間違いにすぐ気が付いたので引き返した。

途中で路線図を見て、行きたい駅が大江戸線の都庁前と近いことに気付く。

これが大きなヒントだった。

東京都庁は存在が文字通りのランドマークだ。

通勤を含めて都庁に向かう人は少なくないだろう。

つまり、都庁方面への案内掲示を多いということだ。

また、私は直近で都庁に赴く機会があり、その際に大江戸線を利用した。

その改札横に「都庁第二庁舎」と書かれた通路があったのも覚えていたのだ。

これは勝ったも同然だと思いながらも、地下通路はやはりわかりづらい。

途中、JR方面に向かおうとして東口に方に行きかけたり、大江戸線の新宿西口改札の方にふらふらと行ってみたりと、完全に迷子の挙動をしていた。

新宿西口駅から戻ってきたら、きちんと都庁への案内掲示を出している人がいて、周囲をよく見るのは大事だと思った。

新宿のロータリーを抜けた先には動く歩道があり、あとはこれに乗っていけば都庁前に出る……のだが、該当する出口はA1出口、友人曰く「レギュレーション的には使ってはいけない出口」。

そのため、移動してきた距離をそのまま戻ることに。

行きは動く歩道があるのに帰りがないのが不思議だったが、道路を挟んで反対側にあるらしい。

反対側にあっても意味がないようにも思うのだが……