ヘアーカラー専門店でカラーリングができなかった話

dayocoro
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気分転換に髪を染めたくなり、美容室で染めるといいお値段がするので、初めてカラーリング専門店へ行ってみた。

髪を染めるのは10年以上ぶりだ。

お店に入ると、店内が暗い。

挨拶もないし、カウンターもなく、どうやら券売機でチケットを購入して各々呼ばれるまで待つシステムらしい。券売機は一千円札しか使えなかった。

安いからしょうがないか。

染めるにあたって、どんな髪色が自分に合うのかと、ネットで調べていたら、私はどうやら「ブルベ冬」らしい。

イエベ?ブルベ?季節が冬?

そういった用語がお初でお洒落することにかなり縁遠くなってしまっていたので、ちんぷんかんぷんすぎた。

パーソナルカラーのカテゴリーのようだった。

肌の色や目、髪色で自分に合う色があるのか。

青や白の服が似合うらしい。

そして似合うヘアーカラーは暗めの色。

・・もしかして今のままがいい?

カラーリング専門店の席についてからも

「もしかしてこのままの方がいい?」のかと若干不安に感じて待っていると、店員さんが来て、申し訳なさそうに

「髪が黒すぎて・・かなり明るめのトーンにすると白髪だけに色が入りすぎて目立ってしまいそう・・強いカラーリング剤だと髪が傷みそうだし、うちだとできないです」

と言われた。

よかった、少し安堵している自分がいた。

染める前に言ってもらえてよかった。

ひどい状況になってしまったら、修復にお金と時間がかかってしまう。

セルフドライヤーの手を止めて聞き耳を立てている女性が気になったが、返金してもらってお店を後にした。

このまま帰るのもなんだかかなしいので電気屋さんで今回のカラーリング代と同じくらいの価格の音波振動リセットブラシを購入してみた。

効果はいかほどか。

そんな休日。