ふと思い立って、椅子ではなく踏み台に座ってご飯を食べてみた。高さわずか300mmの踏み台だから、当然、椅子よりも視界が下がる。机が高く感じる。
昼ごはんはチャーハンだったのだが、もう視界がけっこうチャーハンになった。机と目の距離が近いから犬食いのような状況である。顔に湯気がかかる。やたらネギのディティールが目につく。けっこう面白い。
人間は視覚から得る情報がなんとか割なんだよ〜みたいな話がある。そのため、世界観を変える手段としての「視点の変化」はかなり有効なんだなと当たり前のことを思った。
身長2mくらいの人の視界になってみたい。10cmのヒールとかめっちゃ面白いと思う。竹馬でも買うか。
そういやカメラって、視点を変えるきっかけになる道具だよなと思った。カメラ持ってるから、しゃがんで撮ってみようか、なんて思ったりする。カメラ以外にももっとそういう道具があるといい。潜水艦からにょきっと出てる潜望鏡を付けて外に出るとか面白いと思う。