夏休みの自由研究 保内町編

ドドもり
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公開:2024/8/16

前回までのあらすじ

八幡浜市保内町は川之石地区に来ました。

橋の向こうに見える赤レンガ倉庫(旧東洋紡績赤レンガ倉庫)を皮切りに、この辺りは文化財がある様子。

引用元https://www.city.yawatahama.ehime.jp/doc/2016061300018/

早速見ていきましょう。

てか待って?この橋すごい良くない?

こちらの橋も歴史があった。

反対側から。きれいね〜

この川沿いに色々あります。

まず倉庫のお隣、マップ内13番和田橋モニュメント

なんかすごい…どういうこと…?橋のどの部分?

鍾離先生のスキルみたいになっとるけど…あっすみません原神ばっかやってて…

和田橋って書いてありますね。

鉄筋の代用で竹筋コンクリート(花崗岩製)だそうです。

ちなみに写真奥に見えるのが中学校です。

で、これのまたお隣に12番佐島レンガ(からみレンガ)

良い雰囲気出てるレンガだぁ。製鉄もやってたんですね。すごい産業が賑わってた地域だったんだな〜

船で運べるから港町が栄えるの、島国って感じだ。いやまぁ日本は島国なんですけど…

そんな港町で活躍したであろうマップ内10番荷揚げ場荷下ろし場が更にお隣に。

ごめんなさいこれねぇ…どこ…のどの部分なのかイマイチ分からないんですよね…

これとか何だろう…説明が…説明が少ない…

分かる方こっそり教えてください。

さて、振り返って川の対岸。

佇む家々を支えるやけに素敵な護岸がこちら。

矢羽根積みという工法だそうです。

ま〜きれいですね。川面の揺らぎと矢羽根模様がマッチしてて美しいです。そら説明にも美しいですと書きますよ。

では川を渡って家々の向こうの通りを歩きます。

すぐに現れるのがこちらのマップ内9番白石和太郎洋館。

白石和太郎氏は、鉱業から紡績業を経営し後に川之石の村長もやっていた方です。

最初の旧東洋紡績(前身宇和紡績)赤レンガ倉庫があった工場のシャチョですね。

これに限った話ではないんですが、太平洋戦争末期日本はとにかく空襲が多くて各地で建築物が燃えたのによく残ってくれてるよなぁと思います。地震も多いし。

天運もあるかもですが、様々な人の尽力なくてはここまで綺麗に残せないよなぁと思います。

そんな洋館のお隣にも良いお家が。マップ内8番、旧宇都宮荘十郎邸。

これ私の写真の撮り方が下手だな。屋根が湾曲してるの分かるかな。むくり屋根というそうです。面白いねぇ。

関西の方に多く、商家などで見られた工法らしいです。

宇都宮荘十郎氏は、先ほどの白石和太郎が経営した東洋紡績(宇和紡績)の取締役だったそうですから、同僚ですね。鉱山の経営もしてたとか。どうやら金持ちの家が2つ並んでいます。オセロみたいに挟まれたら金持ちになるとかないですか。ないです。

外科、二宮医院の看板 フゥン…

続いてこのダブル富豪の裏に良い小道がありました。

赤レンガが映えてきれいですね〜

井戸ポンプここにあり

なんで井戸ポンプってこんなかわいい形してるんでしょうね。

道なりに進むとマップ内記載「旧川之石庄屋二宮家土蔵」があります。

ちょい見つけるの大変だったというか、駐車場なので「……あっここか?!」という驚きがありました。

写真内の石垣を見てください。

有形文化財の石垣で、矢筈積みというそうです。上のサイトに書いてあったんですが、護岸で使われていた矢羽根積みの前身っぽい。

確かに積み方似てますよね。整えたらあぁなるんだろうな、というか。大小様々な石を使うのはこっちなのかな。

この石垣かなり迫力があり個人的に好きです。

もう少し自転車を漕ぐと(近いけど)マップ内1番、愛媛蚕種(株)(旧日進館)があります。

ちょっと路地に入らないといけないので何度も通り過ぎてしまった。

げ…現役?!蚕種で?!

上記サイトで中の写真と窓に触れられていたのでぜひ。

装飾がかわいかったノブ。


以上、巡った数々でした。

マップ内全てを見れたわけではないんですが、偶然訪れた川之石地区の歴史に思いがけず触れられて良い経験をしました。

しっかり町の歴史を残してる保内町の活動もすごいですよね。看板がきれいだし。

こんなマップも公共トイレの隣に建てられていて、分かりやすくて良いですね。

のこのこ現れた私のような輩にもこれだけ分かりやすく見せてくれたところに感謝です。

長くなりましたがそろそろこの辺で。

ちなみにこの翌日とかに花火大会があったっぽいです、見たかった…。

八幡浜好きになっちゃったのでまた行けたらなと思います。おしまい。

@dddmrio
漫画進捗報告メイン 雑談もあるやも