パンゲア

倉田タカシ
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 そういえば、むかしTwitterにも書いたのですが、「パンゲア」という名前のパン屋さんをやりたいとずっと思っています。この「やりたい」は「来世にはやりたい」とか「平行世界の自分にやってほしい」の意味です。

「パンゲア」のロゴデザイン。映画「ゴジラ」のタイトルに似せてある

 ロゴはこういう感じです。袋にもこのロゴだけが印刷されています。

 ベーカリー・パンゲアとかブーランジェリー・パンゲアではなく、ただの「パンゲア」です(ここが重要)

 どういうパンを売るかはあまり重要ではないので考えていません。「パンゲア」とだけ印刷された紙袋にパンを入れたい、という欲望だけがあります。

 古代の超大陸がおなじ名前ですが、そこにインスパイアされたものでありつつ、たんに語感が好きなだけなので、店の内装が古代っぽかったりはしません。

 あと、マイルス・デイヴィスとはぜんぜん関係ないので、そのことを問われるとキョトンとします。

 ただ、売り物はまちがいなくパンでありたい。味はふつうでいい。町内のほかの店よりやや落ちるくらいのほうがいい。平日のどこか一日を定休日にしてあとはきちんと営業していたい。アンパンマンパンは置きたい。考えていくとへんに解像度が上がってしまうのでこれでおしまいといたします。