世の惨状をよそに、日常は続く、というか、仕事の終わらない状態が続いています……
つい、ダフトパンクの仕事が終わらないソング(Harder, Better, Faster, Stronger)を思い出してしまうのですが、本来あれは「われらのライフのワークは永遠につづいていくんだぜ」という大きなくくりの歌であって、個々の業務の締め切りに追われるヒリヒリした歌ではないですね。締め切りに追われるヒリヒリした歌ってなにかあったかな……
そもそも、締め切りに追われるというイメージを持つこと自体がちょっと違うのですね。仕事の完了にたどり着けない、というのが正しいイメージであり、適切な行動に結びつくものだと思います。
まことに申し訳ありません。
コロナが猛威をふるっていたころ(今もまだパンデミックが終わったわけではありませんが)は、いまとはくらべものにならないほど捗らなくて、自分がかたつむりで、分銅のおもりをたくさん載せた皿を引っ張っているというイメージがよく脳裏に浮かびました。殻に虫ピンが刺されて、そこに結びつけた糸が皿とつながっているという構造です。あのころに比べるとかなりマシになりました。なりましたが迅速ではなくまことに申し訳ありません。しかし、これも考えてみれば、仕事の遂行を前進の運動とか地点から地点への移動に例えることがそもそも誤りなのでは? 書き仕事ならば、石をひたすら積むとか穴を延々と掘ることに例えるのが適切なのではないでしょうか(つらくなってきました)
速いときのかたつむりはそこそこ速い(映画のタイトルっぽい)
本年もどうぞよろしくお願いいたします