FF14の黄金レガシーことパッチ7.0をクリアした。物語としては一番好きだったかもしれない。以下ネタバレあります。
※2月15日から書いていた、7.0のみの感想です。7.0までの印象と7.xで受けた印象が混ざらないように意識しましたが、ちょっと影響受けてるかも。

自分が書いたのかと思うくらい呑気でありえないセリフクッション ロールクエのやつ

相手を知ろうとすること、手をとりあうこと、それで開ける道があることを学んだウクラマトが、孤独に戦ってきたゾラージャとだけは結局和解しないのが好きだった。それはひとりで生きるゾラージャのありかたを否定されなかった気がして、わたしは嬉しかった。彼は敗北したけど最後まであの生き方を貫いたように描いてくれたことは本当に良かったな……。
人が簡単には変われないことを我々は暁月での帝国との関わりや人生の中で知っている。でもバグージャジャみたいに、わだかまりが1つ消えることで変われちゃう人もいる。このバグージャジャの変化もわたしは結構「まあ実際あるな〜」と思った。変わろうとするバグージャジャをまわりが良しとしてくれたのもよかった。やりなおせるよ。若いんだし。
日が経つほどにゾラージャが愛おしくて仕方がなくなる。奇跡の子という言葉に縛られた、王の実子。それでも他人の力を借りなければ父を越えられなかった。他人の力を借りたのに、義妹とその仲間たちに討たれた。家族だからといって100%分かり合えるわけではない。前半でウクラマトの素直な姿勢が周囲にまっすぐ効いていたぶん、ゾラージャとはこういう形で分かりあうことなく死に別れしたのはだいぶ効いた。あとから涙が出てきてびっくりしてるウクラマトもいいよね。
そんなゾラージャにも息子がいて、自分が持っていたものを引き継ぐか否かは自由と選択肢を出した。これがすごい。偉大な王の息子・奇跡の子という立場に縛られたからこそ、強引に継承させなかったのだと思う。結果的に息子グルージャは、父の権限を引き継いだけど。そしてこれは私の価値観だけど、グルージャから父親の記憶が消えなくてわたしはよかったなと思う。少ない父との思い出、手放さないでほしいと思ってしまう。勝手すぎかも。
🐯
好きなエリアの話をする。ふせったーに書いたが、リビングメモリーの景色がクリムトの絵画めいているのが本当に好きだ。巨大な女神像は「パラス・アテナ」そのものだと思う。

パブリックドメインのパラス・アテナ
クリムトといえは黄金を使った、死と生(性)の香りがする絵。しかしリビングメモリーに死も生もないので、強烈な皮肉かと思う。また調べていてわかったが、クリムトは「生命の円環」というテーマも何度か扱っている。これもリビングメモリーにはない。命は巡らず、生きた証も託されない。なんちゅうもんを作ってくれたんや。
それでもリビングメモリーと永久人を頭ごなしに否定したくないのは、ウクラマトもクルルさんもエレンヴィルもリビングメモリーがあったから受け取れた贈りもの、託された思いがあるからだろうな。エレンヴィルが最後になるまでくさくさしてたのも好き。修羅場を潜り抜けてきたわけではない一般的な人間の感性って安心するよ。黄金のエレンヴィルって、プレイヤー的には見逃せない、デカい存在だった。
後半の話ばかりしてしまったけど、わたしは前半のテンポがいい旅も好きでした。ガンガンのまんがっぽさを感じていた。明るくてコミカルなシーンもあるからこそシリアスシーンの刺すような冷たさが胸にくるよね。 意味深に黄金郷の入り口を見せてから別のエリア(シャーローニ荒野)へ行かせちゃう構成だけはやっていて苦しかった(はやく黄金郷見たいよ〜😭という)を感じた瞬間はあったが、シャーローニ荒野自体は好き。NPCも全員好き。
あとほとんどの討滅戦にNPCと行けてうれしかったな。一緒に戦っているというのは嬉しい。エターナルクイーンでウクラマトがきてくれたのも……😭
7.xをやったらスフェーンについてはどう語ればいいかわからなくなったのでまた今度にします。
最後に。ED曲が「Smile」なのがウクラマトの物語にあっていて、美しいと思いました。ウクラマトはすごい。トラルに連れてきてくれてありがとうね。
7.xの話もしたいね。あとBGMよすぎとかバグージャジャ萌え萌えとか色々ある。また今度。