納得の行く選択だけができるほど決定力がないうちに年をとってしまった。

dekabass
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なんとなく大学にいって、なんとなく就職してしまった。

正直自分の過去を振り返るとそんな感じである。

大学の勉強なんかは仕事に活かされていない

これだけ選択肢が多様化した世の中で、20になる前に人生の方向性など決められるわけもなく。できないことを避けた結果、行ける大学の幅は大きく狭まった。

やりたくないことを除外した結果、なんとなく新卒でSESの会社に入った。

エンジニアそのものをやめようともした。結局やめてないけど。

今の仕事が嫌な訳では無い、むしろ好きな方だが、この選択は必然だったかというと、偶然の上に積み重なっていると思う。

とはいえ、今までの自分の選択の連続の上にあるものなので、なにも本当に偶然だとは思っていない。

ただ、少なくとも高校生の頃の自分はこうなるとは思っていない。

ネガティブな言い方だけど、やはりある程度見切りがついてきた結果この道を選ばざるを得なかった。という感覚は今も拭えない。