みすきーのノートを持ってきた。
私も感想や反応、人との交流等がなくても黙々と描き続けられるタイプだと思う。そこまで自覚してなくて、指摘してもらって改めて認識した感じだけど……。
実際今一次創作の漫画を描いてるけど、
・描き始めたのは2022年の4月
・初投稿したのが2022年7月
↓
・2023年4月にmisskeyに登録して他の方と交流を少し始めてみる
この2022年4月〜2023年4月までの約一年、人との交流なし、感想等ももちろん無しの状態で創作BL漫画を6話描き続けた。家族や友達にも誰にも言わないで、pixivに投稿だけし続けた。(一応Twitterにも投稿してたけど当然反応など無し)
自分的にはなんてことないと思ってたけど、これを言うと驚きの反応をもらって………。異世界転生した主人公みたいになってしまった(俺なんかやっちゃいました?)
いうて「イベント3回出たけど誰も来なかった方」に比べたらpixivでブクマしてもらったり評価ボタンやスタンプ?を押してもらったりしてたので、私は全然いい方だと思う。
でも文字として感想もらったことはなくて、misskeyでの交流がはじめてだった。で、なんでそんな状況でも描き続けられるの?と聞かれた時に私が思うことはだいたい三つだと考えられる。
① 褒められないことが当然の環境に慣れてるから
「こんな素人が好き勝手に描いてる漫画、感想をもらえなくて当然」「自分よりうまい人は周りにしぬほどいるから評価なくて当然」
幼い頃から絵や漫画を描くのは大好きだけど、小学生の頃から大学まで、周りには常にめちゃくちゃ絵がうまい人がいたから、絵が下手な自分は褒められなくて当たり前!と思ってる。
というか何よりも「人に創作を見せるのが恥ずかしい!!!」が強すぎて、誰にも見せずに学生時代ずーっと一人でもくもくとやってきたので、一人に慣れてるのもあるし…。たぶん人生であんまり創作系を褒められたことがなくて、そんな環境に慣れきってるんだと思う。自分で気づいたことだけど悲しいな…。もちろん全く褒められたことがないわけじゃなくて、二次創作をやってた時は細やかながら人と交流して楽しかった時もある。
でもやっぱり常に周りには神絵師みたいなのがいたので、自分は評価が少なくても当たり前だよなーって思ってた。
②描けるうちに描き続けないと自分にどんなことが起きるかわからないから
個人的な話だけど、仕事が辛い等で絵を描けないほど身体が追い詰められたことが人生で度々あって(今は元気!!)その経験を経て「描ける時に描かないと、いつ何が起こるかわからない!!」というメメントモリ的な気持ちがすっごい強くなってしまったので、「評価が無かろうとなんだろうと描く!!!」と考えるんだと思う。
あとは自分が描きたいものが多すぎるってのも「とにかく描け」精神につながるんだと…。1日が短い。
③「私はプロの作家じゃない、趣味の漫画描き」を合言葉にして「完成させること」を一番大事にしてるから
漫画を描き続ける上で一番難しいのってやっぱり「完成させること」だと思っていて。途中でもう無理!むずい!ってなって投げ出したくなる時は絶対に訪れるもの。で、それって「漫画をうまく描こう」という気持ちがもたらすものだと思う。「背景描けないから漫画描けない!」的な。
そうなると「もっと絵がうまくなってから漫画を描こう」になると思う。でも絵描きの人が自分の画力に満足する日は絶対に来ないと思ってて、それを言ってると一生漫画を描き始められなくなる。だからこそ私は「下手くそなとこあってもとにかく一回完成させる!!」という精神を持つようにした。
背景とか今もほんと描けないけど、「1ページのうち1コマにでも背景があれば偉い!」という他の漫画描きさんの金言を胸に刻みつけてることでなんとかやっている。漫画描いてて「やばい、これダメすぎる」と思った時は「私はプロの作家じゃない、趣味の漫画描き」「下手くそで当然よ」などと思い出すことでなんとか毎回描き切っている……。
多分これらの考えが自分が創作を続けられる理由かなって思ったので、一回メモしてみた。「一人で黙々と何かを続ける」ということの凄さをあまり自覚できてなかったから、これからはそれを自分の強みとして生きていきたいわ…。