⚠️図解として筆者の一次創作漫画(創作BL)が出てくる
⚠️漫画の描き方に正解はないので「は?」ってやつはスルーしてください
【全体】
・キャラもセリフもコマ枠からはみ出しすぎない
→変則的なコマ割りに憧れるのでキャラをコマ枠からはみ出させたくなるけど、やりすぎない。目立たせたい時とかにやる。セリフは流れを繋ぎたい時ははみ出させるけど、そうでない時は基本コマ枠内に収まるようにする。
【構図】
・イマジナリーラインをなるべく守る(無理な時は仕方ない!!諦めも大事!)
→カメラがどこにあるかをいつも意識する。イマジナリーラインを越えて立ち位置を変えたい時は、一回片方の人の顔のアップとか景色とか、違うものを挟んで変える。それすら無理だ!となった時は潔く諦める。これは趣味だから。割り切りも大事👍
・遠いと近いを1ページに
→顔だけ、バストアップだけ、の所謂顔漫画にならないように、1ページ内に少なくとも一つは引いてる構図のコマを入れる。めっちゃ近い構図、近い構図、ちょっと遠い構図、遠い構図を繰り返すイメージ。無理なときは諦める!顔だけのページがあってもいい!
・そのページの中で1番表情を見せたいコマはどこか?
→そのページの中で表情、又は表情とセリフを見せたいコマを決める。(それが複数ある時はもちろん複数あって良い)そのコマを近い構図にする。するとそれ以外のコマは最悪顔が見えなくてもいいということなので、それらを後ろ姿とか遠景とかにすれば、1ページの中で遠い構図と近い構図のコマができる。
・1ページにつき1つ背景あればいい(最悪見開き2ページにつき1背景でもいい)
→これは他の方の金言です。背景は本当は描きたくないけど、「今キャラはどこにいるのか?」が分かるとかなり読みやすさに繋がると思うので、なんとか頑張っていれる。絵が下手でも、"どこか"が分かりさえすればいい。(最悪、屋内なのか、屋外なのか!) かと言ってたくさん描こうとするともちろんつまづくので、「1ページにつき1コマでも背景があれば偉い!」を合言葉にしてがんばる。見開き2ページにつき1コマでもいい。
・場所が変わる時は移動先の背景、もしくはコマを大きく空けて変わったことがわかるようにする
→場所の移動・時間が経過したことをわかるようにする。背景が難しい時は、素材を使えばいい。素材がないとなにもできない。
【セリフ、吹き出し】
・フォントを用途に合わせて変える
→喋ってるセリフ/モノローグ・頭の中のセリフだけでも最悪フォントを変える。同じフォントが続くとそれの違いが分かりづらくなる
・誰のセリフかわかるようにツノつける、小さい顔つける
→ツノが無い方がかっこいいのでつけたくなくなる時あるけど、あるに越したことはないので基本つける。コマの中に発言者がいない場合はセリフに小さい顔などをつけて誰かわかるようにする。「誰のセリフかわからない」が1番分かりづらさと読む気持ちを減らしてる気がする…。
・長くなる時は吹き出しを分ける
→一つの吹き出しの中にギュッとセリフが入らないようにする
【コマ割り】
・変則的なコマ割りはしない
→縦、横のシンプルなコマ割りが結局1番わかりやすい。ここは大事なコマ!など目立たせたい時や、ちょっと不穏な雰囲気を出したいなど、意味を含ませたい時とかに斜めにしてみたり…。その場所を広く見せたい時も斜めにする。
・枠をたまに消してみる
→変則的なコマ割りをしない代わりに、たまにコマ枠を消すことで「かっこよく漫画描いてるぞ」の気分にする。空間を広く見せたい、広く使いたい時にコマ枠を消すイメージ。
・話の始まりと終わりのページはコマを少なめにする
→全然私も守れてないけど、これをやると「はじまり」と「おわり」感が出る気がする。
【絵】
・擬音の文字の色
→背景が黒いのに擬音の文字も黒いと二つが混ざっちゃって見えづらくなったりするので、そういう時は文字の色を白にしたりする。描き文字が多い時も、文字同士が混ざらないように色を変えたり、トーンをつけて区別しやすいようにする。
・背景の線はくっつけない
→人物を目立たせたい時は背景の線は人物とくっつけない。