MBTIから自分の性格を考える

おくるみ
·

MBTIを毛嫌いする人も多いが、MBTIは「ある程度」自分を理解するにはそこそこ適したツールなのではないか、と考えている。

最近自分に向いていない仕事について考える時、自分のMBTIを照らし合わせると納得がいくことが何度かあったので、改めて自分の性格・向いていることについて再考したい。

ちなみにENFJ-Tです。

E(外向型)

実は限りなくIに近い。一人が好きで、黙々と作業したい。ただ、完全なワンオペは嫌で、人の意見は聞きたい。

しかし、人とコミュニケーションを取るのはかなり好きで、知らない人と不必要な会話をしたり、話せないくせにどんどん海外の方にも話しかけたりしてしまう。

一人の時間を確保しつつ、人とのコミュニケーションも取れるくらいのバランスがいいのだと思う。多分完全独立フリーランスは恐らく向いておらず、味方陣営に人がいる状態(=チーム)が一番快適な働き方だと思う。

N(直感型)

仲の良い人にやたらN型の人が多いのだが、多分考察大好きオタクが多いからだと思う。暴論だけど。

今まであまりN型かS型かどうかは重要視していなかったけれど、人と会った夜に毎回「あの言葉って前後で私が余計なこと言ったからじゃ...」みたいに思い悩んでいるので自分は典型的なN型なのだと思う。あと「人生の本舞台は常に将来に在り」が座右の銘のような人間なので、いつも意思決定やスタンスは未来志向的だと思う。安定が約束された軌道に乗った仕事よりも、試行錯誤の余地があるワクワクする仕事の方が歯応えがありそう。

F(感情型)

実は最初に診断をしたときはENTJだった。そのため、この項目は後天的に変わったものになる。

大学生活前半、私は本当に自惚れていて、自分を優秀な学生だと思い込んでいたので、できない学生や病んでしまっている人の気持ちが本当にわからなかった。今より躊躇なく物事を切り捨てていたし、かなりスパッと判断をしていたと思う。そうした思考は、自分とその自分がした判断に対する自信があったからこその産物なのだと思う。

しかし、留学くらいを転換点に、その価値観が変わっていく。大きな挫折を何度か味わい、自分のダメなところを実感した。そして、他人がいかに自分に持っていないものを持っているか実感した。このくらいから他人への共感性が強くなったのだとおもう。

あと勘違いかもしれないけどディズニー映画にハマったのも大きいと思う。感情の起伏が激しくなり(特に下方向)、合理的かどうかよりも「自分はどうしたいか」「他の人はどう思うか」を気にするようになった。

メンタルはよわよわになったけれど、協調性がかなり身について人と一緒に何かしたり人と感情を分かち合うのは楽しいので結果オーライ。

仕事に関しては、データで定量的に分析することが苦手だと実感することが多い。サンクコストに弱い。ので、企画やマーケティングには弱いと思う。

J(判断型)

自分のMBTIで一番強い要素は何ですか、と聞かれたらJと即答する。

それくらい計画が大好きで、決断力にもそこそこ自信を持っている。暇さえあればやることをタスク化し、二ヶ月後くらいまでの予定を埋め、手帳を眺めるのが日課だ。物事が計画通りに進んでいると気分が高揚する。

その代わり変化にはあまり強くない。当日に遊びに誘われる、準備していた事項が全て水の泡になる、物事の取り掛かりにストップを出されることなどがストレスだ。しかし、変化以上に「未定」が苦手だ。新たに計画を引き直すこと自体は嫌いではないので、せめて方向性は決まってほしいと常々思っている。

そのため、プロジェクト単位で動く仕事はそこそこ向いているのではないかと思う。マルチタスクも結構好きなので、複数プロジェクトに所属しながらマネジメントをしていく…といった仕事の仕方が理想的。

反対に、SNS運営のようなトレンドを常に追わなければならない仕事は向いていないと思う。今現在SNSマーケティングの仕事をしているが、本当に向いていない。

以上のことを踏まえると、チーム体制で動くプロジェクトマネジメントのような仕事が向いているのはないかと思う。リーダーというよりは、共感性が必要とされるサポート系の立ち位置や、意見を出したりするアイデアメーカーのようなポジションが向いていそうな気がする。

配属で営業・マーケ・広報に飛ばされないことを切に願っている。

@dlya_menya
思考、苦悩、喜びを書き綴ります