時々聞かれるのでまとめておこうかなと思います。
FFCC Ring of Fatesとの出会い
2007年に発売されたニンテンドーDSのゲーム,FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES: Ring of Fates。ある日突然父親が買ってきて「やる?」と言って渡して来ました。当時のらむだんはそこまでゲームをする方ではありませんでしたが,何となく始めてみたら虜に。そのまま一気にクリアし,クリア特典のHardモード,Very Hardモードもしっかりやった記憶があります。
その中で特に心を鷲掴みにしたのが音楽でした。優しいけれどどこか寂しげな曲調があまりに好きすぎて...。特にワールドマップで流れている曲「ぼくたちの生きる世界」は完全に耳コピして楽譜に全パート起こしたりしていました。
今でもこのゲームのサウンドトラックは大好きでよく聞いていますし,自分が作る曲に少なからず影響を与えているような気がしており,作曲の原点になっているのではないかと思います。
ゲーム作ろうよ!
2010年のこと。友人が急に「ゲーム作ろうよ!」と言い出して企画が始まりました。彼は絵が描けたのでイラスト系,そして設定とかゲームシステムとかの担当。らむだんはプログラムがちょっと書けたのでプログラミング系,そしてエレクトーンを習っていたこともありサウンド系担当でした。
(下の写真は当時プログラムの設計とかを色々考えていたときのノート。今より遥かにちゃんと考えて設計してるような気がする。)
これ以前にもお遊びで作曲らしきことをしたことはありましたが,ちゃんと曲を作るぞ!と作ったのはこれが初めてでした。このタイミングが恐らく作曲を始めたきっかけなんだと思います。
世界観や物語,ゲームシステムやキャラクタ,それに合いそうな曲を作っていくのがそれはそれは楽しかった記憶があります。今となってはとてもお粗末な曲ではありますが,当時表現したかったものがありありと見て取れるので,今でも大切に取ってあります。
(下の曲は当時作った曲のうちの1つ。サビのメロディは今聞いても凄い良い。)
結局ゲーム自体はあまりに風呂敷を広げすぎて実現しませんでした。ただそのとき始めた作曲は今もまだ続いていますし,そのとき学んだプログラミングも現在のお仕事に繋がっているので,意味成功したプロジェクトなのではないかなと思っています。
そういえばこのとき作っていたゲームのタイトルは確か「EternalStory -悠久物語-」だった記憶があります。そして,ゲームが完成しないことを俗に「エターナる」と表現することがあるそうです。たぶんそういうこと。