Strengths Finder を2回受けたことがある。転職するか留学するかで悩んでいたコロナ禍2020年と、転職してからチーム全員で受けた2022年。
私の2022年の結果は以下だった。
学習欲
個別化
戦略性
ポジティブ
成長促進
2020年の結果とは順番が入れ替わったものはあるものの大きな変化はなく、ただ 「学習欲」は2回とも1番だった。(ちなみに上位項目は大きく変わることはないらしい。私の場合は「共感性」→「個別化」以外は同じ。マネージャーからは「外資に来たから日本的な"共感"じゃなくて"多様性"を重んじるように心持ちが変わったんじゃない?と言われた。なるほど。)
なぜ突然この話を書き出したのかというと、「私に最近足りていなかったのは学習欲をそそられるようなことがなかったからかも」と思う出来事があったからである。
ここ最近まで数ヶ月間、日常生活・仕事においても「頑張れない自分」にものすごくモヤモヤした、嫌悪感のようなものを感じていた
仕事に楽しみを見いだせなくなっていた
英会話や資格取得など、長らくご無沙汰だった
未確定だが、英語中心で私の好きな技術の案件に携われる可能性が出てきた
英語できないとマジで詰むやつ
技術キャッチアップしないとそれでも詰むやつ
一週間ほど仕事から離れ海外で過ごすうちに、「なんか勉強したい」という気持ちがむくむく湧いてきた
英語が全然出てこなくて単語で話してしまったり、聞き取れない場面があり悔しかった
新規案件が「実力不足だしよく分かんないし怖い」という気持ちから「これはチャンスかも」と思うようになってきた。(何よりマネージャーが私に任せよう、任せてもいいと考えてくれているのが嬉しい、と思った。)
転職して2年が経った。幸いにも、非常に頼りになってユーモアのあるチームメンバーと、真面目かつ聡明なお客様とお仕事させてもらっている。とても居心地が良い。一方で、新しいチャレンジや何かを成し遂げた達成感みたいなものを感じる機会、新しい人との出会いが減ってきていたのも事実だった。
今回の新規案件の話が来たこと、日常の業務から離れた場所で仕事のことをぼうっと客観的に考えたり、普段ない刺激を得たことで「そうだ。私、何かが新しく知れたり、できるようになりたかったんだ。学習欲の人だし。」と思い出した。
Strengths Finderの“強み“の組み合わせ次第でその意味合いは変わってくるらしいが、私の場合は「何かを成し遂げるために学習するのではなく、学習の過程を楽しむ」傾向があるらしい。そうそう、そうなんです。
学習意欲が高く、常に向上することに駆り立てられます。成果よりも学習すること自体に意義を見出します。(結果より)
振り返ってみると、どんなに忙しくても「何かを学習している。身についている」と感じられる瞬間がある日々はとても生き生きしていたし、毎日楽しいと感じられていた。PM系の業務が増えて目の前の業務を打ち返して行くのが精一杯のうちに、興味のある技術や物事を学ぶ時間をおざなりにしていました。
明日から一週間ぶりのお仕事。これでまた日々の業務に忙殺されてしまっては元通りになってしまうので、学習欲を満たすために、業務前に積読になりかけてたAOAIの本を開いてみよう。デスクに置いた。