数か月後に開始予定のプロジェクトにアサインされる可能性が出てきた。対象は英語圏の方なので、必然的にコミュニケーションはすべて英語になる。
結果白紙になる可能性もまだ多くあるけれど、これを機会に英語学習へ集中投下をする時期にしてもいいのかもしれないと思い、長らく課題に感じていた「英語学習」自体をサポートするサービスについて調べ始めている。
特に日本人には多いらしいが、私は典型的な「受動的な情報取得(Reading, Listening)には困らないが、コミュニケーション(Speaking, Writing)で途端に失速する」タイプであることを自覚している。
過去にTOEIC L&R 890・英検準一級を取得したと言うと「英語できる人だね」という印象を持たれることが多い。英語を習い始めた中学時代に良い先生に出会えたのもあり、幸運にも英語・英語学習自体は好きな方だと思う。でも実際に業務で英語を使う場面(海外の同僚とのミーティングやプレゼン実施時など)では、伝えたいことが伝わりきらないもどかしさや、相手が何を話しているのかくみ取り切れない不安を強く感じる。ディスカッションになってしまえばさっぱり・だんまり。単なる試験で測られるスコアと、ビジネスで求められるコミュニケーション力は(日本語でもそうだけれど)必要とされる力が違うのだと痛感する。
これまで「ビジネスの場でも英語を自信をもって使えるようになりたい」という気持ちよりも「本当の自分の実力がばれてしまうのが怖い」という感情が勝り、英語力を試される場に積極的にチャレンジしてこなかった。もしかしたらこれまでの自分なら、何か理由をつけて最初の話を断る方法を模索していたかもしれない(日本語対応の場合でも十分チャレンジングだし、英語ならなおさら難易度が上がる話)。ただ、今回は「チャレンジしてみたい」という気持ちの方が強く湧いている。失敗への恐怖はあるし、不安要素は沢山あるけれども何より「あなたに任せたい」と思ってもらえたことが嬉しいし、その期待にこたえたいという気持ちがある。そしてこれ以上に実践的な英語力をつけるチャンスは中々ないのではとも思う。
モチベーションが上がる要素は得られたが、これまでの我流の英語学習では習得までに時間がかかりすぎる(というか、どう頑張ればいいのかよくわからない)のが目に見えているので、前から気になっていた英語学習コーチングサービスを検討してみている。昨日1つ無料面談を受けてみたが、やはり簡単に投資できる金額・時間量ではなさそうだったので慎重になってしまう。ただ、今後のキャリアのためにも良い投資になる予感はしているので、まずは始めてみて合わなければやめればいいかな。一か月以内なら全額返金されるらしいし。
と、この記事を書きながら思考がだいぶ整理されてきたので、もう一社の面談結果と比較して最終決定しようと思う。