[0110]朝2時起きで、なんでもできる!

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というタイトルの本をKindle Unlimitedで読みました。

朝2時起きで、なんでもできる! | 枝廣 淳子 |本 | 通販 | Amazon

正直、タイトルの印象と中身が全く一致していないです。雑に勝手にタイトルを補うと、「二児の母で海外暮らしやライフスタイルが変わったとしても、2時に起きて朝の1人の時間を確保すれば、そしてやる気があれば、なんでもできる!」という意味ととらえています。

著者の枝廣淳子さんは元々一般の企業で働いていましたが、ご家族の転勤(大学院)を機に2年間アメリカ在住。その際に「同時通訳者になる!」と決めて、8ヶ月の娘と家で猛勉強に励みます。日本に帰国後1年程して、徐々に通訳・翻訳の仕事を増やしていき、結果同時・逐次通訳や環境関連の発信まで幅広い活動をされるようになったとのこと。

おそらく元々勉強ができたり家族の強力な支えに恵まれていたり環境的な要素もありますが、そういった背景はのぞいてもベースが底抜けに明るく(見える)、「なんでもできる!」と心の底から信じて疑わない姿勢が、「うん、私も頑張ろうか」と思える一冊でした。

印象に残った言葉

現状がどうか、どういう問題に直面しているかはひとまず置いておいて、「すべてがうまく思いどおりにいったら?」と、かなえたい究極の目標、理想の姿をまず描くのです。そしてその「理想像」から現状を振り返り、「ではあそこへ行くためには、何をすべきか」を考えます。「バックキャスティング」とは「将来から現在を振り返る」という意味です。

バックキャスティング、というワードが頻繁に出てきます。

何の目的に向かっているにしても、「あせらず、くさらず、たゆまず」進んでいけるしくみがあれば、自分がラクですし、きっとその制限時間内に、いちばん遠くまでたどりつけるでしょう。

学生時代の恩師からいただいた言葉とのこと。

子持ちの友だちと話をしていて、私がいちばん感じたのは、「キャリアウーマンか専業主婦か」ということではなく、「いまの自分がどのくらい腑に落ちているのか」ということでした。

様々な生き方の選択肢があるけど、優劣があるわけではなく、あくまでその人自身の腑に落ちているか?が大事よねという話。

私の「長期的な解決法」は、通訳や翻訳ができる英語力なり、執筆ができる環境の知識なり、講演やパネルディスカッションのコーディネーターができるスキルなりを身につけることで、「自分自身で、仕事や同僚、職場環境を選べる立場に自分を置く」というものでした。

ストレスを減らすために行っていることについて。

キャリア・カウンセリングの通訳をしたときに、「人が仕事に満足する三つの要素」という「ホランドとスーパーの理論」を知りました。①自分の好きなことをやっている(興味) ②自分にそのスキルがある(能力) ③それが大切だと信じている(価値観)

頭の片隅に置いておきたい。自分の行動次第で変化を起こせそうな要素でもあるな、と思いました。

@dombri
もくもくと書きたいことを書きます。時々👩‍💻 北海道と東京を行き来しています。