昨日は母校のイベント?にすこし顔を出した。わたしは緊張があまり顔に出ないのか、慣れたように映ったらしい。実際は脇汗を3リットルかいていた。住んでいるところよりも体感5度近く寒い母校の周り、その帰りに我慢できずローソンでコーヒーを買った。Mを買ったけど、すぐに電車に乗るならSでよかったかも、と思いつつ啜る。やっと緊張がとけて徐々にお腹空いてきた。「顔が濡れて力が出ない」のアンパンマンごとく、お腹が空いて力が出ないわたし。不機嫌になるし、暴言を吐くので早めに何かを口にしなければいけない(※もちろん近しい人にだけです)
耐えきれず、そういえばリュックにピュレグミのもも味入れてたと気づいて開ける。疲れている身体にすっぱさがしみる。どんどん食べてたら、星が出てきて慌てて写真を撮る。みんなに見せたくて。こういうものは自慢というよりハッピーのおすそ分け的なものがあると思う。(ちなみに帰りの車の中でも食べてたら、もう1個星が出てきてびっくりした。1袋に2つ星が入ってたということになる。そんなことある?)
この日は意識があるうちにどうぶつの森をやって寝た。
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今日は祖母のスマホを買い替えるのを手伝うために家を出る。車で向かうため、わたしは眠る。昔からわたしは車の振動が子守唄なので、すぐに寝れる。トイレ休憩で立ち寄ったところに本が置いてあり、ちらっと覗く。大人向けの本はどれもイマイチだったが、児童書におもしろそうな本を見つけた。子どもに科学理論をわかりやすく伝えるための絵本だったのだが、その題材が量子力学や相対性理論ですべてひらがなと簡潔な絵で書かれていた。しかし、ひらがなでかんたんにかかれているものごとのほうが、じつはむずかしいことをしっている。そうぞうりょくだけがたよりになるからだ。こんなおもしろい本を書く(翻訳する)人はさぞかしユーモアがあって、知性のある方なのだろうと思ったら村山斉教授だった。なるほどである。ブラックマターの研究を第一線で進めるだいすきな方。
道がなぞに混んでいる道中、スマホの買い替えに必要な書類は何かと調べていたら、どうやらマイナンバーカードも免許証もない祖母は当日に買えないことが分かった(住民票を取りに市役所に行く必要があるが、あいにくこの日は土曜)。マイナンバーがなければスマホも買えないのかよ、と思う。保険証はすでに本人確認書類から外されてしまっているのだが、マイナンバーを発行する際には保険証(と年金手帳)が必要になる。その保険証は本人確認書類には該当しないはずなのに。ちゃんちゃらおかしい話である。パスポートも本人確認にならないけど、パスポートで国は出れる。マイナンバーでは国を出れない。矛盾を感じず生きる方が難しい世の中である。とりあえず、祖母に今日は買えないと伝える。すると、代わりに祖父のマイナンバーカード申請のための写真を撮って欲しいと言われる。またマイナンバーかよ、と思いつつ承諾する。マイナンバーに翻弄される人生。その後無事に撮影し、プリントして渡す。ワンシートで4枚分出てくるんだけど、なんか、プリクラみたいで滑稽に見えた。申請するために明け渡すものとその対価になりえないカード、そんなカードのための写真、なんだか本当の意味で인생네컷(人生4カット)みたいだった。わらえないね。
