セーヌ川

永田聡
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今日のお昼、ついったのトレンドに「セーヌ川の水面の下に」というワードが上がってて、なんぞ?と思って内容を見てみたら、サメ映画のタイトルだった。

なんかサメ映画クラスタ的には傑作級の出来らしくて絶賛する声が多数上がっていたように思う。

ところで、そのタイトルを見た瞬間、あれ?これアレじゃね?堀口大学か誰かの訳詩にそんな内容のものがあったよね、それのオマージュ的なタイトルじゃね?って思って、その元ネタだと自分が思った詩をしばらくあれこれ検索してたんだけど、そもそも堀口大学だったのか上田敏だったのかよく思い出せず、なんとなく恋人同士のことをうたった詩だったような気がするとか、パリの空の下とか、橋の下とか、なんかそんな情景を描いた詩じゃなかったっけ?というイメージで検索かけたりしたけど眠くなってそのまま昼寝に突入したりして、結局昼休み時間には思い出せず、午後はそのまま仕事してたという。

それっきりそのこと忘れてたんだけど、さっき、さて寝る準備でもするかねぇって思ってふと頭に「セーヌは流れ」ってフレーズが浮かんだので、堀口大学と一緒に検索窓に打ち込んでググったらようやく判明。やはり堀口大学の訳で、「ミラボー橋」。

ミラボー橋の下をセーヌが流れ/われらの恋が流れる/わたしは思いだす/悩みのあとには楽(たのし)みが来ると ※抜粋

いや、セーヌ川の水面の下じゃなかったね、下はミラボー橋のだったし、セーヌは流れてたね。ぜんぜん違うじゃん。オマージュとかじゃないかな、こりゃ。

でもまぁ、スッキリしたからいいか。

@donburioyaji
本名ではありません。1968年生まれ、素人チューバ吹き。 脳内整理のための書き散らし用にちょうどいいかなって思って登録したものの、飽きやすいので何も書かずに放置する可能性大です。