飲みに出ることはほとんどなくなったが、それでも職場の付き合いや立場上参加しなければならないことはあって、たまたま昨日はそんな飲み会だった。久しぶりに顔を合わせる人もいて、それなりに楽しい席ではあった。
その一次会がはけて、参加者が三々五々二次会へと向かうのを見計って、前々から気になっていたバーに立ち寄った。
ウイスキーを飲むようになったのはここ3年ほどで、だからまだ飲んだことのないウイスキーはたくさんある。なるべくいろんな種類を飲んで気に入ったものを手に入れたいと思うのは、まあ自然なことなんじゃないかな、と。いちばんいいのは、バーでちょっとずついろんなお酒を飲んでみることだろう。
というわけで、近郊でウイスキーを飲めるバーをWebで探して目星をつけていたのがこの店だった。
入ったとき、早い時間帯だったせいか店内にお客さんはまだおらず、ひとりで静かに、マスターにいろいろアドバイスをもらいながら何種類か飲むことができた。
とてもいい店だった。
ちょっと調子に乗りすぎて会計がえらいことになった。妻が知ったらきっと目が三角になるので、おいそれとは行けないなと思った。
お気に入りのバーができたのはいいけど、そうそう通えるものじゃないな、って思った。
でも、お気に入りって、そんなもんでいいんじゃないかとも思う。