朝起きられるようになったのは猫のおかげだということ

donco
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公開:2024/10/11

永遠に変わりなく繰り返されている朝の話をします。

うちではおそらく基本の通り、猫たちのごはんは朝と夜の2回です。(合間に空になってることに気づいたら足したりしちゃうこともありますが)2回のタイミングは、朝ごはんはわたしが起きたときで、夜はわたしが仕事から帰ったときです。ほんとうは昼の3時に食べたいのかもしれないし、夜中の2時がベストだったりするのかもしれないけれど、人間の活動タイムに合わせてもらっています。

朝はわたしの体感では5時ごろからお腹をすかし始めています。わたしの体感というのはわたしのお腹の減りではなく、猫たちの動向から読み取っている体感です。日本語合ってる? まあいいか。

5時ごろからひとり、またひとり、とわたしを起こしにやってきます。起こしかたは、まずは準備として? わたしの体の上に乗ってきてしがみついて眠る。しばらく眠ったあと、声をかけてみる。なあ、なあ、とそんなにうるさくない程度。ひとりが鳴きだすのを合図にちょっと騒がしくなってきます。みいみい。なあなあ。きいきい。いろんな子が鳴きはじめます。トイレの砂をかく音なんかも聞こえてきて、いよいよもう「喧騒」です。部屋いっぱいに喧騒が広がります。どんなに体が重い日でも、人間は起き上がるしかなくなります。

今朝わたしが気づいて時間を確認できたときは6時半でした。ちょうどいいですね。でも今朝の人間はねむくてねむくて仕方なかったので、猫たちが朝ごはんを始められたのは7時です。

うちは痩せてる子がいつでも食べれるように、夜眠るときにもごはんを片付けてはいません。お皿にカリカリを残した状態にしています。それが、朝には空っぽでさらに洗ったみたいにピカピカになっています。

人間が起きたと理解した猫たちのざわめきかたは、もう、ももう、ものすごいので、これ以上待たせられません。なのでピカピカのお皿を洗う暇なく、カリカリをみっつの大きなお皿にそれぞれ、ざっ、ざっ、ざっ、と掬ってよそいます。

一斉に食べ始める数人と、第二弾で食べにいこうとくつろいでいる数人。とりあえずごはんがよそわれたことに安心して、爪を研いだり、丸まったり、歩いていたり、関係のないことをする子も数人。

わたしはその隙にあわてて猫のトイレを片付けにいきます。ごはんを終えた猫たちが使いにくる前に空っぽにしなければ、と、ここがわりと時間勝負です。その後、さらにごはんを終えた猫たちが使ったトイレ掃除をし終えてやっとほっとひといきつく。それが毎朝のルーティンです。あ、薬が必要な子への投薬と3箇所に散りばめている水飲み場の水汲みも、この間にはいってきますね。

たいしたことない一連としての動きなのに、書きだしているといろいろやってるように聞こえるなあと、大袈裟だったかな、とちょっと恥ずかしくなりました。ゆるしてください。

人間のやることももちろんあるので、この後わたしは人間としてもくもくと動き出すのですが、いったん「猫を終える」ができるととてもほっとするのです。ふう。終えた。お仕事したって気持ちで。

(わたしは猫の用事をすることを『猫をする』と呼んでいます)


今日は在宅勤務日で、時間に余裕があったので書き始めましたが、そろそろ追われてきたのでこの辺りで終わりにします。

猫のおかげで平日も休日も変わらず朝起きる生活ができていますという、話でした。

猫はもう落ち着いて、きれいに全員眠り始めています。

@donco
こんにちは。ねことわたしの話をします。