冬の朝 〜かわるがわるの猫〜

donco
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公開:2024/11/19

今朝、目が覚めたとき「冬だ」と思いました。冬です。朝起きられないの意味が睡魔ではなくなる冬。目は覚めているのに心地よくて、毛布から離れたくなくて起きられない。起き上がれない。毛布の中には猫。隣にも猫。上にも猫。です。上に乗ってる子に「ごめんね」と声をかけて寝返りを打つ。そうして横向きになった目の前には猫。当たり前のように、わたしの腕の中で眠ろうと体勢をととのえて、毛布とサンドイッチされにきます。猫がわたしと毛布のサンドイッチの具なのか、わたしが猫と毛布のサンドイッチの具なのか。猫はふかふか。毛布もふかふか。こんなのもう起きられないです。冬の朝は幸せで、そのぶん辛いです。

なんとか起き上がり、なんとか猫のお世話をして、ゴミ捨てに行き、身支度をして、冬の朝を乗り越えました。明日からもずっと冬。これは気合が必要になってきました……。がんばっていきます。

家を出る前、必ずドア越しに中を覗きます。今朝はこんなふうでした。平和。部屋の中も毛布まみれになってきました。

@donco
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