猫俳句と猫短歌と猫詩(字余りたくさん)

donco
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まだ夜よ 夜なんだってば きみたちの朝は


だれがボス そんなにだいじなことなのかい?


きみたちのために封印したもの ガスコンロ 本の置き場所 ラグマット きみたちのせい、なのかな


ごめんねごめんねと言いながら、にんげんは刺身を食べるよ 玄関で


洗濯機とお風呂場のあいだに、椅子を置いて座る ねこがこないゆいいつの場所 わたしの個室


ふかふかと、つるつるがいる しましまも

しろ、くろ、きいろにまだら模様 

なんて目ににぎやかなきみたちだろう


潔癖症 ではいられないが、綺麗ずき ではいなくちゃいけない


ありがとう、とだいすきに、ほんのすこし「ごめんね」が混ざる


カリカリは、きみたちのための、調合よ

思い虚しく、まるいのが残る


玄関に引きこもるにんげんを、まう、まう、まう、と呼び続ける

けれどドアが開いたって、なんてことはないんだね

@donco
こんにちは。ねことわたしの話をします。