なんか後者はブラックっぽいけど、フルタイム中心か、副業や業務委託中心かの違いって感じね。
弱小ベンチャーが優秀な人に入ってもらうには選択肢として後者を取らざるを得ない側面も強い。
そのときに全労働時間✖️単価が一緒なら数字上だと一緒になる。
たとえばフルタイム2人と0.5稼働4人、単価が一緒なら予算的には変わらない。
ただだからこそ同じとは言えないよねってのは感覚的にはみんな持ってると思うけど、改めてなにが違うだっけ?ってところを考える。
MTG
たとえば朝会が毎朝30分あるとする。これに全従業員が参加する。とすると、単純に人が多い方が失う時間が大きくなる。
人が多ければ多いほど生まれる価値が上がるMTGならまだしも、MTGの大半は情報共有の意味合いが強い。何かを伝える場としてのMTGは、参加者が増えることに意味はない。
副業のような短い稼動時間の人が増えるほど全稼動時間における割合は増え、生産性が落ちてくる。
だったらなくていいじゃんって話にして、ただ与えられたタスクをやるだけってのが大半の業務委託だ。
そうなると帰属意識も薄れ正社員転換などの戦略も取りづらくなる。
情報伝達コスト
MTGの話も要するに情報伝達コストにひっくるめられる。
何かを伝える、何かを全従業員にやってもらうなどがあると、人が増えるたびにコストが上がる。
いわゆるブルックスの法則だ。
一人あたりの固有コスト
もっと言えば一人あたりの固有のコストがある。
例えば給与振り込みを人事がするとしたらそのコストとか、1on1とかとか。
キャッチアップコスト
あとエンジニアは特にキャッチアップコストがバカにならないなぁと。これがこの記事を書こうとした発端。
未経験の技術スタックに触れた際に、それをみんな勉強する。最初走り出しまで何時間もかかることがあるし、一定の品質を出せるようになるまでは何ヶ月もかかることもある。プロダクトで新しいライブラリを導入したら全員キャッチアップが必要になる。
そのコストって意外とバカにならないんじゃないかなぁと周りを見てて思った。
オンボーディングコスト
シンプルにオンボーディングコストとも言える。
以上を踏まえるとシンプルに少人数の方が良いよねって話となり、副業中心の組織は本当に苦肉の策と言える。
ごくごく当たり前の結論だけれども。