痩せたいという人が大半な中で、太りたいが太れないという層も一定いる。
そのために「食べる量を増やせばいい」と言えばシンプルだが、意外と難しいテーマだったりする。
まずそういう層は食べ過ぎるとお腹を壊したり体調を崩したりして結局元に戻りましたとなりがちだ。
となると健康的に摂取カロリーを増やす必要が出てきて、となると結構難しいテーマになる。
必然的薄味
まず健康を維持するにあたり1人あたり1日に摂取可能な塩分量等は決まっている。
しかし食べる量を何も考えずに増やすと、量に応じて塩分などの摂取量も増えてしまう。
なので食べる量が増えるに応じ、1つの料理の味付けは薄くせざるを得ない。必然的に薄味となる。
極力素材の味を楽しめるようになった上で、ハーブやスパイスでの味付けなど健康を害さない味付けのレパートリーを探し出すテクニックが求められる。
食べる食材は選ぶ
摂取量が増えるので食べるものから受けるダメージも増える。
遅延型フードアレルギーなど、実際食べてもちょっと体調悪くぐらいなものだが、食べる量が増えるとこうしたものもバカにできなくなってくる。
グルテンフリー、カフェインレス、FODMAPなど、色々情報はあるが要は自分の身体との相性だ。
そうした情報を得つつ、食べたものが自分の体調にどう影響を与えるか理解して食材を選んでいく必要がある。
和食・和菓子
人によると思うが、結局のところ多くの日本人にとって一番相性が良いのは和食に思う。
そしてボディビルダーの増量期のおすすめ食材としてよく話題に上がるのが和菓子だ。
よく話題に上がるのが「羊羹」で、手軽に買える上ほぼ脂質がなく炭水化物を摂取できる。
ボディビルダーの山岸選手は「あんこ」を勧めていた。
そして「だんご」や「もち」も良い。小さい頃から米ばっか食ってる日本人が、大量摂取して体調を崩しづらいのはやっぱ米だろう。