で、結局エージェント採用ってなんのためにあるんだっけ?
前これをまとめた。
・エージェント:金は取られるがエージェントがリーチしてくれる。
・検索:候補者が能動的にリーチする。
・スカウト:能動的にリーチできるが工数がかかる。
・リファラル:母数が限られる。
ただエージェント採用にもその媒体のプールに対してこちらからアトラクトできるサービスもある。となると純粋な「エージェント採用」は結局母集団一緒だからエージェントである意味なくない?
・日程調整
まずこの価値はすでにない。というか日程調整ツールでいいのに変に人を挟むせいでリマインドメール送られなかったり候補者に面談日程伝わってなかったりもはやマイナス。
・候補者とのコミュニケーション
これは一長一短ある。一定楽ではあるが、とはいえテンプレやりとりするだけであれば別にそこまで手間でもない。
大企業とかで候補者が何十人もいますって感じだと助かるが、ベンチャーで月に数人程度であれば挟む意味はそこまでない。
・フィルタリング
結局これが一番の求められる価値になる。双方の求めるものをヒアリングしつつ適切にマッチングを行うのであれば、非常に助かる。100件ある候補者からベストな10件ピックアップしてくれるだけで良い。
ただ現実問題としてこれをちゃんとできるエージェントは少ない。特にエンジニアはね。
エージェントのスキルの問題か、母集団少なすぎて絞り込む余地がないのか。
エージェントの立場になったらおそらく契約数がKPIなんだから絞り込みせずとにかく投げてあたったらラッキーなメンタリティになるのもわからなくはない。ただそれをやり出した瞬間企業から見た時の価値はなくなる。
結局のところ携帯ショップでGoogleアカウント作るのに三千円払わせるような商売になっちゃうんだろうな。