1月
イメ短歌持ち寄りパーティー用Discord開設
イメ短歌の話がしたい! でもエゴサをされる作者さんの目に入ると気まずい(このあたりの感覚を明快に示すのは難しいけれど)! という気持ちから「イメ短歌の話をするためのDiscordサーバー」を作りました。イメ短歌を持ち寄るメインチャンネルのほか、「この短歌に合いそうなキャラいませんか?」などの雑談ができるチャンネルやいちごつみのチャンネルがあります。
作ったはいいものの最近は埃を被らせてしまっており……新しい話題が頻繁に生まれる類の場ではないだろうとは思うのですが【今月の一首:この歌がイメ短歌になるキャラを教えてください!】みたいな、定期的な話題提供ができたらいいなと計画中です。
サーバー参加者は随時募集中なので、興味のある方はDr.ギャップまでお声がけください。読むだけ参加も歓迎です。
3月
twst短歌企画「かぶっても楽しいtwst短歌」
「twst短歌カード集め」開催
ツイステ短歌の企画をしたい!と長らく思っていたのを実現できて嬉しかったです。ツイステ短歌の企画を開催するのは初めてで、人が集まるか、盛り上がるか不安に思っていたのですが、蓋を開けてみれば多くの方に参加していただき、この企画だから短歌を作ってくださったのかなという方もいらっしゃってとっても嬉しかったです!
かぶっても楽しいtwst短歌は6人22作品にご参加いただき、かぶりは2作品(カード1種類)のみで、いろんなカードが広く愛されているんだなと実感しました。
twst短歌カード集めも、開催当時のカード実装キャラクターは全員、イベントも主だったところは揃うという嬉しい結果に。「このキャラはまだいないから」と投稿してくださった短歌もあって、こちらもツイステキャラみんながそれぞれ愛されているんだなと感じました。
いろんな方の短歌で、視点で、ツイステを振り返ることができてとっても楽しかったです!
また一参加者としては好きなカードの歌をたくさん詠めて嬉しかったです。特にオルトくんのフェアリー・ギアの歌たちはいま読み返しても好きです。カードがもともと好きで思い入れが深いのもありますがそれはどのカードもそう……グロリアス・マスカレードのイデアもとうとう詠んだ!! と感慨深かったです。あのイベントはずっとロロくんからだけ詠んでいたので。
5月
古代呪文語組webオンリ―「いにしえから、まじないを込めてVR」サークル参加
楽しかったー!! 自分にとって古代呪文語組の扉であり窓である、るーぺさん主催のイベントで古呪組の魅力に浸れて本当に楽しく嬉しかったです……! 古呪組は普段書いてるわけじゃないし、サークル参加はお邪魔になってしまうかもという不安もあったのですが、飛び込んで良かった!
OperationVR: EXHIBITION(オペブイ)というシステムを使ってのイベントだったのですが、pictSQUAREとも違う実際の会場然とした雰囲気が面白く、またるーぺさん作成の会場が凝っていて凝っていて……アーカイブを作ってくださっているので、ぜひぜひ覗いてみてほしいです。会場を使っての謎解き企画も、箒で空を飛べたり魔法陣でワープができたりするのも、プールに浮かびながら展示作品を読んだりできたのも、こだわりと楽しさがたくさん詰め込まれていて、会場を歩いているだけでも楽しかったです。実際、イベント当日は会場が楽しすぎてサークルを一通り回った後も離れがたく、プールに浮かびながらワンドロ企画の小説を書いたりしていました。
サークルとしての持ち込み品は、小説を二つばかりと、短歌と俳句のペーパーでした。ペーパーは過去に作った二人の短歌をメインに構成したのですが、この二人っぽさのあるレイアウトにできたんじゃないかなと気に入っています。またイベント当日のワンドロ企画で書いたSS『古呪組、トレイン先生の引率で古代呪文語学会に参加する』がとっても気に入っていて、次回開催があったら完結させて持ち込みたいな!と密かに狙っています。
今年のハロウィンイベントでレオナさんとジャミルくんが揃ってSSRだと発表されたときにすごく「おめでとう!!」の気持ちになったのは、こちらのイベントに参加させていただいていたからこそだよなと思います。DUO魔法実装も楽しみですね!
6月
プライド月間連載
やろうかな、どうしようかな、と少なくとも一年前のプライド月間には思っていて、それをようやく形にできてすっきりした気持ちでした。クワロマンティック・アロマンティック・アセクシュアルである自分がここにいるよということを中心に置いて、エッセイや小説を毎週更新しました。
実際に書いてみて、自分には書けることや特別書きたいことなんかないんじゃないかというところで悩んだりもしたけれど、でも、連載を終えてみてもやっぱりまだ「書きたい」とか「本にして広く届けたい」と思うので、悩むにしても自分には何なら書けるか、話せるかということを考えていきたいと思います。来年には書き下ろしをたくさん足して本にします。「いるよ」しか訴えたいことがなくても書いたっていいじゃん。いろんな形で形にしてもっと広く伝えたいよ、と思うので。
感想レターの機能やマシュマロで、そしてTwitterのタイムラインで反応をくれた皆さま、本当にありがとうございました。連載終了の記事でも書いたのですが、「いるよ」と振った手に手を振り返してくれる人がいたから、無駄じゃないんだなと安心して書きつづけられたものたちでもあります。本当にありがとうございました。
7月
ツイステ モブオンリーWEBイベント「ザ・モブ in the ワンダーランド4」サークル参加
相変わらず楽しかったな~!! 自分が継続的にサークル参加している唯一のウェブイベントです。
今回は積極的に書き込みボードやTwitter上に感想を書き込むようにしていたのですが、それもあってか感想やお返事など嬉しい交流がたくさんの回だったと思います。イベントに限らず感想を伝えたりそれにお返事をいただいたりすることが好きなのですが(感想をいただけるのももちろん嬉しくて大好き)、イベントは感想を伝えるハードルがぐっと下がる気がします。新しい出会いもあればモブランド常連の方との「またお会いできて嬉しいです!」もあり、書き手としても読み手としても非常に楽しい時間でした。また次のモブランドでもお会いしたいよー!!
今回書き下ろしで持ち込んだサ部小説〈仔犬ども〉シリーズはモブ度は低いのですが書いていて非常に楽しく……次回モブランドまでに「完成」の形にしたいなと思っています。また前回から短歌を持ち込むようにしているのですが、これも楽しいので(そして二次創作短歌をアピールしたいので)(実際短歌への感想もいただいてとっても嬉しかったです!)また次回も持ち込みたいです! 短歌連作を作るのには苦手意識があるのですが、散文混じりのスタイルは普段の短歌連作とはまた違う作り方ができて楽しいです。今回は図書館で詠んだので、あの図書館の奥行きをまた一つ厚くできたぞ、短歌からも書けたぞという嬉しさもありました。
9月
「短歌100首合宿in2024サマー」開催
思っていたよりも多くの方にお集まりいただき、2日程に分けての開催となりました。朝の9時から夜の9時まで、12時間で短歌を100首詠むことを目指すという企画だったのですが、12時間短歌漬けほんとうにすごかったな……といま振り返っても思います。普段とは全然違う脳みその使い方をしたし、短歌の作り方をしました。普段と違う負荷をかけることで、自分と短歌の距離感みたいなものが分かって面白かったです。自分は定型を崩しがちではあるのだけど、一つのリズムとしてかなり身に馴染んでいるんだなと思えて嬉しかったり。楽しかったけど過酷だったけど楽しかった。そして「楽しかった」のうちの少なくない部分は一緒に走ってくださったみなさんがいたからで、本当にありがとうございました。
時間内に100首達成された方も、そうでなかった方も、ご参加くださった方それぞれにとって楽しい時間になっていればいいなと思います。アディショナルタイムで達成された方も本当にお疲れさまでした! 合宿記念に折本を作ってくださる方もいて、素敵なお土産をいただいたなと嬉しかったです。
開催してみての感想まとめを作ったので、こちらは類似の企画を検討・計画されている方の参考になればいいなと思います。
ツイステイメ季語と二次創作俳句の本『鴉の巣』発行
本を作ろうかなと思い立って一年ちょっと、とうとう完成しました。この本についてはもうあちこちで喋っているので、ここであらためて書くこともないのですが……本に関連してまとめたり配ったりしているあれこれがあります。よかったら覗いてみてください。
この本はツイステのイメ季語と俳句の本で、もっと言うとある日突然「イメ季語楽しい!! 楽しすぎる!」となった人間が、イメ季語(このキャラにこの季語が似合うんじゃないか!?)を楽しく遊んだ記録になっています。頑張って作ったし、素敵な一冊になりました。在庫もまだあるので、広く手に取っていただけたら嬉しいなと思っています。
Word機能まとめ https://privatter.me/page/67416c6da1b37
10月
わくわく俳句ふれあい広場開催
めちゃ楽しかったです! 「その場で歳時記をめくって気になった季語/俳句について喋る」というくらいのゆるい催しだったのですが、「そんな季語があるんだ」や「その俳句素敵!」を気軽にシェアできて楽しかったです。出た季語から俳句を作っても作らなくてもOK
なお二次会(?)は、イメ季語/イメ俳句会の様相を呈し、「こういう季語があって……好きな作品にこういうキャラがいるんですけど……」「良い!! 自分のジャンルだったらこのキャラにも……」「この季語そちらのキャラっぽくないですか?」「この例句が刺さる……!」などなど本当に楽しくて、第2回をやりたいな~と思っています。興味のある方、お気軽にお声がけください。
(特に相互さんで気になるなという方、ご連絡いただけたら優先的に日程を考慮してセッティングします!)
10-12月
二次創作短歌オンリー歌会開催
今回で4度目の開催となりました。開催のたび使ってしまう言い回しではあるのですが、本当に愛と熱でいっぱいで……原作やキャラに対する、歌会で出会った短歌たちに対する、たっぷりの愛と熱意で歌もコメントもキラキラしていて、本当に嬉しいなと思います。
企画のボリュームがそこそこあるので実施の腰が重くなってはしまうのですが、こんなに楽しくて嬉しい企画を絶やしてしまうのは悔しすぎるし、不定期とはいえ年に一度は開催しつづけていきたいなと思っているので、「今年はまだですか!」と思ったらどうぞお声がけください。やります。
この歌会では原作名を伏せてコメントを書くのですが、本当にびっくりするくらい核の部分が伝わることがあって、たまらない気持ちになります。今回自分が出詠した『目の前の神様』を詠んだ短歌はファンタジー系統の物語として読んでくださった方が多く、そこは原作とは乖離している一方で、「今は息を詰めている→解放される日を探し彷徨っているのかな」「自分では終わらせることができない辛さ、誰かに終わらせてほしいと切実に願う様子」など、まさに!!という部分を読んでくださったと感じるコメントも多く、非常に嬉しく興奮しました。
歌会後、この歌をTwitterに投稿したら『目の前の神様』読者の方がRTしてくださって、「作者コメントも他の方々のコメントも全部良い~……元ネタ知らないと思われる方のコメントもスゲ~…」や「コメント(作品を知らない方のコメントも)があまりに高天恒彦で天を仰ぎ」といった感想を呟いてくださっていて、本当にニッコニコになりました。
12月
年末いちごつみ
Twitterにて絶賛開催中です! 去年思いつきで始めたのがとっても楽しかったので、恒例化を目論んで今年も開催しています。普段リプライではほぼ交流をしていない方ともやりとりできたり、いつもの方もお久しぶりの方もいて、本当に忘年会だな~嬉しいな~と思っています。
自分が開催する企画は基本的に参加者の選別や限定をしないようにしているのですが(門を広く開きたいので)、リプライ式のいちごつみで通りすがりの方をOKにするとトラブルが防ぎきれないかな……という判断で知り合い限定にしています。とはいえその程度の理由ですので、いつかどこかの企画でご一緒させていただいた方、リプライのやりとりはなくても相互フォローの方、数年単位でご無沙汰していてもリプライでのやり取りは初めてでも、お気軽にご参加いただけたら喜びます。
同人誌作りスペース開催
いつも短歌の企画で一緒に遊んでくださっている、そしてとっても素敵な御本を作られる、山と森と街さんとモモさんとお話しさせていただきました。とーっても楽しかったです!
漠然と想像していたよりもずっと、お二人と自分とで本の作り方や短歌の作り方が違って「そうなんだ!」と目から鱗でした。「次はこうしてみようかな」や「これやってみたい!」というアイディアもたくさんいただき、これまでを振り返って楽しく、これからを楽しむパワーもたくさんいただいたスペースでした。長時間にわたって一緒にお喋りしてくださったお二人、本当にありがとうございました。
アーカイブをしばらく残す予定なので、気になるなという方はぜひどうぞ。また告知ツイートのツリー内には、3人がこれまで作った同人誌のまとめなどもあります。
自選10短歌集2024(予定)
去年参加させていただいてとっても楽しかったので、今年も参加させていただきたいな!と思っています。去年はまとめ画像をとっても素敵に作っていただいたのですが、今年はテンプレート配布(使用は任意)+セルフ投稿形式とのことで、テンプレート配布に大感謝しつつ収録する歌を選んで……まだ選んでいません……いちごつみでギリギリまで詠んでるだろうし……とはいえ自選はもう選んでしまっても良いかな、年内に間に合うかな……というところです。
今年何首詠んだんだろうと振り返ってみると、公開済みの二次創作短歌がざっくり100首程度、短歌100首合宿2回で詠んだ歌が200首ちょっとあるので、合計で300首ちょっとくらいだと思われます。合宿分は「短歌の素」も混じっていますが。twst短歌企画で詠んだものが大半で、モブランド用に作った連作も40首弱あるので、合宿以外だとこの二つでほとんどかなと思われます。企画がないとほぼ詠まないという現状が露呈している……!
そのほか作ったものなど
4月に開催されたゲーム内イベント《輝石の国のタピ・ルージュ》での一幕を想像したSSです。ジャミルが踊ってアズールが歌って、ちょっとしたセッションが始まるのが見たかったというお話。
ナイトレイヴンカレッジで開講されている授業がランダムで表示される、診断メーカー製のガチャ。授業名のほか、担当教員名からの一言や取得できる単位数なども表示されます。
自分が作ったNRCの開講科目一覧に出てくる教員名を指定していただき、その教員に関するSSやシラバスなどを作成するというガチャ企画でした。第1回モブランドで実施した企画なので本当に長らくお待たせしてしまい……今回のモブランドまでにはと書きあげました。
SSにはネームドキャラも登場しており、彼らが学園でどう過ごしているか、彼らの過ごしている学園がどんな姿か、自分も書きながら景色が立ち上ってくるようで楽しかったです。
NRC新聞号外 ~図書館の七不思議について、図書館の人に聞いてみた~
図書館の日に合わせて制作しました。図書館の日に図書館二次創作を公開する文化が定着すると良いな!との目論見で去年から投稿をしています。七不思議と称してあることないこと捏造するのが本当に楽しく、また作りたいです。次作るときはもっと新聞っぽいデザインにするぞ!
二次創作短歌ツイートまとめ(2023年までに作ったものも含む)
今年のまとめではありませんが、Twitter既発表の二次創作短歌はすべてここにまとめています。
振り返り
今年もいっぱい遊んだなー!! 楽しかった!
いま振り返ってあらためて思います。こんなにいっぱい遊んでたのか……去年もだけど、年末に一年を振り返るとしみじみびっくりします。こんなに楽しませてもらってたのか。すごい。
小説とか短歌とか「作品」の形で発表するものは過去のある時期に比べると少なくなっているなと思うのですが(そしてそれをさみしく思う気持ちもありはするのですが)、こんなに楽しいことがいっぱいあって、短歌も企画がないとなかなか詠まないとはいえ300首も詠んでいて、それがなぜかといえば企画に付き合って一緒に遊んでくださる方がいるからで、すごいなあ、いい一年だったなあ、いっぱい楽しかったなあと思います。
願わくば、自分と時間を共有してくださったみなさんの一年も楽しいものでありますよう。そして贅沢を言うなら、その楽しさの一部を自分の企画や作品が彩れていますよう。
2025年にやりたいことは近日中に別記事として投稿するつもりです。これからやりたいこともたくさんある!
今年作ったものや企画したものに限らず、感想はいつでも嬉しいです。「この小説や短歌が気に入った」「あの企画が楽しかった」などあれば、ぜひ教えてください。