#いいねの数だけ図書館の本の思い出話をする 2025まとめ

Dr.ギャップ
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公開:2026/4/30

この記事は2025年の図書館記念日(4月30日)にXで行ったタグ遊び「#いいねの数だけ図書館の本の思い出話をする」での投稿内容をまとめたものです。2026年の図書館記念日に合わせて公開します。

当時遊んでくださった皆さんありがとうございました!

※まとめるにあたって読みやすさのために一部編集を加えています。


①小学生の頃から本好きだったので、学校図書館のお世話にもなっていました。 わかったさん、こまったさん、まじょ子、ふーことユーレイ、『ダレン・シャン』、守り人、シャーロックホームズ……

分厚い本を読むのが格好いい、と信じていた頃に『物語100 今江祥智』を借りて読んだのを覚えています。

②厚い本ブームの頃に読んだ本でよく覚えているのがドーム郡シリーズ。内容はほとんど覚えていないのですが、分厚さにわくわくしつつ意気込みつつ読んだのをよく覚えています。これは市立図書館で借りて読みました。市立図書館までは自宅近くからバスが通っていたので、夏休みなどよく通っていました。

市立図書館は自分が物心ついた頃に建てられたのでピカピカで、漫画もラノベもあって、バスは小学生無料で、小学校まで移動図書館車が来てくれていて、とっても大好きな図書館でした。今も図書館が好きなのは、この図書館が最初の図書館として楽しい思い出をたくさんくれたからかも。

児童書フロアとメインフロアの間にティーンズコーナーがあるのが嬉しかったな~。 上手く言えてない気がするんだけど、ゆっくり大人にならせてもらったというか、「もう子どもじゃない/でもまだ大人じゃない」頃にちょうどの居場所をもらっていたな、と思います。そこを拠点に背伸びもできた。

③このティーンズコーナーで読んだのは、虹北恭助シリーズとか、『みすてりあるキャラねっと』とか、『都会のトム&ソーヤ』とか、『妖怪アパートの幽雅な日常』とか、各種ライトノベルとか。

同じ講談社ノベルスでも『密室殺人ゲーム』とかは大人向けフロアにあって、それを図書館の奥のほうに探しにいくのに「大人の世界への冒険」の気分を感じていました。特に文庫コーナーが奥まった位置にあったから、そこに行くのは本当に冒険気分だったな。行きつけの図書館でも、普段行かないコーナーって全然景色に見覚えがなかったりするので……

④フジリュー版『封神演義』や『金田一少年の事件簿』を読んだのもこの市立図書館でした。コナンより金田一に親しみを感じるように育ったのは間違いなくこの図書館があったからです。別のベクトルでは『いじわるばあさん』も図書館にあったから読んだ漫画だったな。長谷川町子全集があったはず。

⑤高校の図書室は校舎と別棟だったのですが、木造で寒くて冬場はストーブが焚かれていて司書さんくらいしかいない静かな場所で……そんなだったから「リクエスト出してくれたら何でも買うよ」という塩梅で、ちょこちょこ買ってもらっていました。

『図書館の魔女』を読み切らないまま卒業してしまって、(ああ~ごめんなさい~)と思いながら大学でもリクエストを出して買ってもらった記憶があります。後輩たちが楽しく読んでくれてたらいいな。面白い作品だから。

他に『学校の音を聞くと懐かしくて死にたくなる』も買ってもらったな。これは在学中に読んだはず。

⑥歌集の購入リクエストをめちゃくちゃ出した結果、図書館の短歌コーナーが自分のリクエスト歌集で染められていった、という思い出があります。 嬉しいようなさみしいような気持ちだったな。いっぱい買ってくれて嬉しかったし、リクエストがないと歌集は買われないのかという気持ちも少しあった。

『ピクニック』『風にあたる』『しんくわ』『ひだりききの機械』『死なない猫を継ぐ』『桜前線開架宣言』……ぜんぶ自分でも持ってるけど、みんなにも読んでほしくて図書館にリクエストした歌集たちです。いつか誰かがこの図書館の棚を見て喜んでくれたらいいな、ということをときどき思います。

⑦【図書館に返却された本が正規の書架に戻る前にちょっと仮置きされてるコーナー】の本を見るのが好きです。気になってた本を見つけて「おっ」となるのも楽しいし、思いがけず面白そうな本に出会うきっかけになるのも嬉しいです。最近はここで『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をゲットしました。

⑧これ(⑥の話)の逆、でもないのですが、斉藤斎藤『人の道 死ぬと町』を図書館で見つけたときは、図書館の人の選書じゃなくて利用者のリクエストでここにあるよな~!と思いました(周囲の棚の様子からして)。やるじゃん……と目くばせしたくなる気持ちでもありました。

⑨大学入学直後に「新書を読んで批評レポートを書け」という課題が出たものの、それまで本といえば物語ばかりで新書をほぼ読んだことがなかったので、大学図書館の新書コーナーに駆け込み、タイトルの面白さだけで選んできました。

岡田斗司夫『「世界征服」は可能か?』

川島幸希『国語教科書の闇』

⑩国立国会図書館の話もしておきましょうかね……といっても図書館に足を運んだのは2回ほどで、もっぱらデジタルコレクションのお世話になっています。なんと利用者登録をすれば400万点近くの資料が自宅から閲覧できる! 先だっての『猫』の調査でフル活用させていただいたほか、数冊積読をしています。

積読の例としてはこちら。 漫画『ダブル』に登場した『初級革命講座 飛龍伝』が収録されています。でも脚本を読むよりまず舞台で見たい気持ちもあり…

つかこうへい 著『定本熱海殺人事件』,角川書店,1981.4. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/12564820 (参照 2026-04-29)

あとはこちら。『だんドーン』の連載スタート時の泰三子先生のインタビューで(面白そうだな……)と思ったのでいつか読みたく……

川路利良 述 ほか『警察手眼』,[ ],明9.9序. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/785246 (参照 2026-04-29)

⑪俳句と季語に興味を持って『角川俳句大歳時記』の購入を検討していたときのこと。図書館でいったん中身を見ようとしたら、確か夏のことだったのですが、夏と秋の歳時記だけ見事に貸出中で(しかも新旧両版とも)、季節のものだもんな~と強く感じました。当季に備える!

⑫図鑑系の本を借りて読むのが好きです。『マヨネーズ大全』『果物の大図鑑』『パンの図鑑』『「海洋堂」半世紀フィギュア大図鑑』……食べ物系が多いな。そしてどれも読もうと思って探したわけではなくて、図書館でなんとなく出会ったような気がします。食品系の棚とかうろうろしてると楽しいから……

あと生き物が好きな割に動物図鑑にほぼ触れずに来ていることに気づいたので、この気づきを機に動物図鑑に触れてみようかな。フルカラーのいかにも図鑑っぽい図鑑が良いな。

自分のなかで図鑑といえば(手に取ったことはほぼないのに)学研になっている気がする。

⑬うろうろするで思い出したのですが、塚本邦雄の『ほろにが菜時記』も図書館の食品系ゾーンをうろうろしていて見つけてお気に入りになった本ですね! 食品ゾーンでこの名前を見つけるとは……という驚きもあった本。 食べ物に対する偏愛が窺えてとても楽しかったです。

⑭中学生当時好きだった作家さんが漫画原作をされて(市立図書館は漫画も多いし置いてくれないかな……)とリクエストを出したら購入の代わりに国立国会図書館から取り寄せてくれたことがありました。十数年後、国立国会図書館からの資料取り寄せの手間や厳重さを知って本当に申し訳ない&感謝でした……

「図書館の外に持ち出してはいけない」で読ませてもらったんだよな……軽い気持ちのリクエストだったのに……リンク先の作品です。

あの図書館はリクエストが却下されることは滅多になくて、ライトノベルも結構入れてもらったような気がする。お世話になりました。

⑮BL短歌合同誌『共有結晶』の創刊号を読むために国立国会図書館に行ったことがあります。完売後だったので国会図書館くらいじゃないと読めなくて、でも国会図書館に行けば読めた。

納本はもちろん「頒布物は国会図書館に納本しています」と広報してくださっているのがすごくありがたかったです。

⑯図書館で借りて途中まで読んで、「この本まだ読みきってないからもう一回借りてきて」って頼んだのに返されてしまった……という10年以上前の出来事を未だに覚えている、という一冊。後に買って読了しました。 Webで延長手続きができることを当時は知らなかったんだろうな~。

⑰さっきの『ファイナリスト/M』や〈物語〉シリーズなどが出ている講談社BOXの本は、その名の通りすべて箱入りでいわゆるカバーイラストは箱のほうにだけ付いていたのですが、あの図書館は箱のイラスト部分を切り抜いて本体に貼ってくれてたな……というぼんやりした記憶があります。

箱入りのまま管理するのは大変だけど、単に箱を廃棄するとカバーイラストがなくなってしまう(本体は赤や銀など作品ごとの色で総一色になっているところに黒文字でタイトルや著者名が入っているスタイルだった)、というところの折衷案として結構な手間をかけてくれてたんだなという。

⑱『まおゆう』が大学図書館にあったので館内で一気読みしていたところ完結巻だけなく「どうして!!」と思っていたのですが、今思えば「かつてリクエストがあり購入していたもののリクエスト主が卒業などしてリクエストが途切れた」ゆえなのかなと。シリーズ物のリクエストはこういう事故がありうる……

⑲『じごくのそうべえ』『どろぼうがっこう』『すてきな三にんぐみ』『にんじんばたけのパピプペポ』 すごく印象に残っている絵本たちだけど、思い返せば実家の本棚で見た覚えはなくて、たぶん図書館で自分か親が借りてきてたんだろうな。『じごくのそうべえ』は読み聞かせの記憶があります。

⑳今月発行した『いるよの話』が国立国会図書館に入りました! 【あることを知ってもらう】と【アクセスを確保する】のために図書館に置ける形にしたい、というところから本を作った部分もあるので、納本が無事に受け入れてもらえてホッとしました。

@dr_gaap
短歌と読書と二次創作と旅行と美味しいものが好き。今はまっているのはツイステとオモコロと匿名ラジオです。短歌で楽しいことをするのが大好き。クワロマンティックでアロマンティックでアセクシュアルです。 感想などいただけたら嬉しいです。→wavebox.me/wave/94ufrrxytf5hliop