オモコロチャンネルを見るようになっておおよそ1年以上が経ち、対象期間の動画はおおよそ全部見てるし投票するぞー!とリストを見たところ対象動画が260本あり「ここから3本しか選べないの!?」と軽くパニックになりました。こんなの歌会だったら暴動が起こるところです。あるいは暴動を恐れてこんなレギュレーションは採用できません。
投票先の動画3本は泣く泣く絞って決めたのですが、これを決めるために「好きな動画」「印象に残っている動画」をリストアップしていったので、せっかくならそれをまとめて紹介する記事を作ろうと思ってこの文章を書いています。だいたい40本くらいの動画の話をしています。
💡注意💡
オモコロチャンネルのコンテンツ群と同程度の下品さを含みます。
各動画のネタバレを含む場合があります(クイズの正答やゲームの顛末など)。
並び順はおおむね動画の投稿順(投票用リストの番号順)になっています。
「ナナ」←何このボドゲすげーーー!!!
ルールが単純で状況が分かりやすく、でも盛り上がりは大きく、見ていてとても楽しいボドゲ動画でした。プレイヤーたちが楽しそうな様子が見れて嬉しいと言うにはシモノリが目立ちますが、それを含めて楽しんでいる部分もあるのは否定しきれず……
二戦目終盤の恐山さんの「こいつらが合理的だったら終わる~」という悲鳴がすごくツボでした。ナナに限らずおおよそ様々なゲームが、しかも始まった瞬間からそういう側面があるはずではとつい思いつつ、でも今このゲームが煮詰まった場面だからこそ終わりが意識されるし合理性が重要になるんだなと、妙に納得してしまったのでした。
味喜利(ARuFa編・恐山編・原宿編・永田編・加藤編)
(※ARuFa編の公開は2024年9月)
味喜利シリーズが大~好きなのですが、2025年公開分に限らず現時点で一番好きな味喜利動画が上記サムネイルの恐山編です。お題のチョイスが絶妙かつリアクションが面白い&食レポが達者で味の想像が広がるので、今後もぜひ出題兼味見役にいてほしい……と思ってしまいます。味喜利でそのリクエストはあまり無邪気にはできませんが。「くねくねの刺身」と「とばっちりを食らうの味」が特にお気に入りのお題です。
最初の頃の味喜利動画では「観てる人に伝わんない」「(新感覚とはいうけど)その感覚を伝えれない」と本人たちが言っていたのですが、回が進むにつれ食レポが豊かになり尺も割かれるようになってその人の口の中で何が起こっているのか想像しやすくなり、いっそう好きなシリーズになりました。「味が明るい」とか、これまでになかった味だからこそ出てきたのであろう新しい味の表現がたくさん見られます。
他に今年印象的だったのは原宿さんの回で、「天使のわっか」というお題で美味しいものを食べられるんじゃないかと期待していたのがことごとく裏切られてしょんぼりしている様子が胸に残っています。「天使のわっか奥歯に全部入ってくる」のようなパワーワードも味喜利ならポンポンとびかうという愉快さ。
ネクストシーズンを心から期待しています。
問題が遅ぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜く出る早押しクイズだったら、クイズ王になれるか?!
フォーマットが面白く、出題が抜群で、かつ回答者の名プレーも光るという三拍子そろった神回でした。そして名プレーのうちいくつかは同時に珍プレーでもあるというのが面白さに拍車をかけていて……メタ読みにもほどがあるし、そのメタ読みが通るところからこれまでの付き合いが見えるようだ(とどなたかがコメントで書いてらして本当にその通りだ)と思いました。第4問と第5問のことを言っています。
すごく面白くてお気に入りの動画であると同時、この動画の面白さを100で味わうにはあの名/珍プレーが呑み込めるくらいにオモコロチャンネルとの付き合いがあった方がいいだろうという感覚もあり、オモコロチャンネル見始めて1年後というタイミングでこの動画に出会えてよかったなと思います。
冒頭の加藤さんのくだりが好きです。
芋煮会って全然知らなかったけど、ウマすぎたし最高だから本当に皆やったほうがいいと思う。これは本当に。まじで。切に。
動画での芋煮が本当に美味しそうで楽しそうなので、真似したくなったら芋煮が作れる時期に見るのがおすすめです。自分はつい最近、祖母からお米と一緒に皮剥き済みの里芋を送ってもらったのでこちらの動画を参考に芋煮を作りました。大変美味しかったです。
もともとストーム叉焼さんのオモコロ記事が好きで、記事からも好青年のオーラが感じられるなあとつねづね思っていたのですが、この動画でいっそうその感覚が強くなりました。真面目で実直。光る心配り。ありがとうございます。
パッケージの「の」だけで商品を特定しろ!『の』のクイズ!
知識は知識でも、勉強ではなく生活のなかでの観察力や記憶力が試されるような、ちょうど「知ってるはずなんだけどな〜!」というラインをつかれるフォーマットと作問で楽しかったです。そしてだからこそ同じ問題でも解答者ごとに難易度感に差が出ている印象もあって、そこも見ていて面白かったです。この人は「かのか」出てこないんだ~とか。人によって暮らしは違うからどれが身近かも違うんだなと。自分はエキシビションの問題が一番簡単というか一目でピンときました。
普段料理を作らない人間がフルコースを作ったらどうなる?!恐山のフルコース!!
フルコースシリーズ最終回、普段料理をしないという(そして料理の腕前にこれまでの動画から不安な気持ちを持ってしまう)恐山さん回がどうなるかと思ったらまさかこうなるとは……本当に見事な“恐山の”“フルコース”でした。すごく立派なフルコースに驚かされ、でもシェフである恐山さんの話を聞けば「らしいなあ」と納得し、そして狐につままれたような他メンバーの反応も愉快で、とても楽しかったです。
なお立派な料理の一方で恐山さんの言動が普段より浮足立って感じられて、それだけ調理や提供が大変なんだろう、あるいは手料理を振る舞うことへの緊張があるのかなと感じました。
チャンネル外の社員にシェフを広げてシリーズ継続してほしいな〜と思っています。
全ての『のり弁』を食い、ウマいのり弁を探す。それが大人の義務。
海苔弁山登りの《海》、あまりに美味しそうで東京訪問の際に買いました。箸休めまですべてが隙なく美味しく、なるほどなあと納得するとともに(もうちょっとご飯欲しくない!?)と感じ、自分のご飯マネジメントの傾向を実感するなどしました。おかずを節約しすぎるんだろうな……
山登りたちの美味しさを確認したいとき、また「元気の源」「食の欲」のコール&レスポンスが見たいときに見返しています。
大喜利のお題に本のタイトルで回答せよ!ブックタイトルバトル!【inマジ本屋】
本と本屋さんが好きなことに加え、好きな本『サルなりに思い出す事など』が登場したので嬉しくなってしまって……自分も本屋さんで見つけて「なんだこのタイトルは!」と手に取ったんだったな~と懐かしくなりました。出オチみたいなタイトルですが中身もとっても面白いので、ぜひこの動画きっかけで手に取る人がいてくれたら嬉しいなあと思います(4,000円弱しますが……)。
本探索パートでは最終回答に使う本にはモザイクをかけてあるのですが、どのコーナーを見ているかはモザイク外で分かるので、「このお題でこのコーナーに行くんだ~」というところにもワクワクしながら見ていました。
「うそコンシェルジュinハワイ」は最終回じゃなくていいので見たいです。鳥取のはわい(羽合)なら国内ロケで済むしいかがでしょうか。「うそ」っぽさもあると思います。
私の好きな「本」をプレゼン!読んでくれたらウレシッ
ありがとう! ありがとう! 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』をいま読めと2025年2月に教えてくれて! ダ・ヴィンチ・恐山さん本当にありがとうございました!
「恥ずかしいくらいど真っ直ぐ」「センスとかじゃなくてもう普通にめっちゃ面白いよっていう」と言いながらこのタイミングでこの作品を教えてくれてありがとうございました。この動画で「映画のプロモーションが出てくる前に読んでほしい」と教えてもらいその通りにできたおかげで最高の読書ができました。もともとタイトルは知っていて気になっていたのですが、(そのうち読もう)と後回しにしており、本当に今年あのタイミングで読めて良かったです。
そして『プロジェクト・ヘイル・メアリー』めちゃくちゃ面白い!と騒いでいたら周りの人も読んでくれたりして(自分が騒いだからというだけではないだろうけど)、今年のとても楽しい思い出になりました。
自分を『NANA』の友達だと思い込んでいる男
これ本当にすごいフォーマットでねえ……! たいへん面白かったです。
恐山さんが語る『NANA』の物語を本当に恐山さん自身の物語として受け取ったわけではないのですが、けれどある種の臨場感を確かに感じて、決して「ふり」とか「面白がるためにそういうテイでやっている」とは感じなかったんですよね。そこに独特の味わいを感じました。
この形式になったのも理由がありまして、単にプレゼン形式で紹介すると、どうしても俯瞰というか、物語の人物として扱わざるを得なくなるんだけど、それだと作品の面白さが十全に伝わらないんじゃないか、と考えたんですね。
動画を見てから恐山さんの日記を読むとなるほどなあと思う部分があり、ああいう形で作品にコミットしていくことならではで味わえるものを、恐山さんの語りを通じて贅沢に味合わせていただいたのかなと思います。
一週間勉強クイズ(塩編・ハト編・所ジョージ編・サメ編)
(※サメ編の公開は2025年12月)
所ジョージ編からの怒涛の展開、手に汗握っております。
一週間勉強クイズはもともとそのフォーマットが気に入っていて(オモコロチャンネルを見るようになる前にQuizKnockをよく見ていたのですが、クイズと勉強が得意な人のクイズを見るのとは違う味わいが確実にある、ということを思います)、なおかつ恐山さんの活躍が拝見できるのが嬉しいシリーズでもあったのですが、ここにきて大変動が起こり、今後どうなっていくんだろうとドキドキしています。今最も目が離せないシリーズです。
岸辺ご飯は残さない
「ダメだろ」と「なんか見ちゃう」が一緒にやってくる動画です。オモコロチャンネルはパロディ(コスプレ含む)が多く、たとえばSNSでつながっている方の好きな作品がそうした形で登場することもあるのですが、そういうときに「○○さんのお好きな作品が登場していて……」と紹介して良いのか非常に迷います。この動画とか、アツアツおでんを平気で食べれる奴は誰だ!猫舌じゃないやつダービー(『宝石の国』PR案件)とか。
自分はジョジョシリーズは未読で思い入れがあるわけでもないのですが、それでもあまりにも「違うだろ」の気持ちが強く、逆に印象に残っています。紹介されたご飯のお供のなかでは鮭キムチが気になっています。
快適すぎる高級オフィスチェアを座り比べ!果たして買うのか?
春から初夏頃にかけてよく見ていました(動画の公開は4月)。メンバーが椅子に座っては「違う」「すごい」と驚き、挙句次々に椅子を買っていくので(本当にそんな……?)と何かを確かめるように引き込まれるように動画を再生していました。
自分もデスクワークが多く、自宅でもパソコンの前に座って過ごしてばかり、かつ猫背気味で腰が悪いので、そんなに“良い”なら……と大変気になっています。
みんなで楽しくお料理しながら脳沸騰大爆発【オーバークック2】
サムネイルを見た瞬間に(恐山さん大丈夫かな……)と不安になり、しばらく見るのを後回しにしていた思い出があります。マルチタスク必須の協力ゲームで恐山さん苦手そうだな~と思っていたのですが、蓋を開けてみれば恐山さんはそもそも欠席、そしてARuFaさんがてこずっていて大変意外でした。
※コメント欄で“目線がハードルになっているのでは”という指摘を見かけて確かにそうかもと思いました。ARuFaさんの視覚が目線によって極端に制限されていること、あんなに自明なのにときどき忘れてしまいます。普段あまりにそれを悟らせないので。
ARuFaさんがこのゲームと撮影を楽しめていますように。
オープンフェイスチャイニーズポーカーターボで遊ぼう!
トランプのマイナーゲームで遊ぼうシリーズ、地味に好きです。この回も続編の「まん」も、ARuFaさんがいないのはあえてなのかたまたまなのか。楽しそうだけどどこか気だるげな印象があるというか、こういう放課後あったなあと懐かしく思う感覚がありました。チャオチャオなどのテンションとは明らかに違う、独特のゆるい雰囲気が好きです。
もしもスティーブ・ジョブズが俳句を作ったら!?【詠み人知らず】
確かに名句が爆誕していたので……明らかに俳句ではない(と自分は思ってしまう)けれど、「詠み人知らず」でなければ生まれなかったであろう、怪文書とも詩とも呼び難い、妙に印象的で笑ってしまう言葉たち。
気に入っている作品たちを紹介しようと思ったのですが、転記したらどうにも色あせて見えてしまったのでぜひ動画で見てほしいです(読み上げの面白さもあるし)。なおお気に入りの句は以下の通りです。
お題「電車」永田さん・加藤さん
お題「引っ越し」ヤスミノさん
お題「スティーブ・ジョブズの句」ヤスミノさん・永田さん・加藤さん
お題「ヤスミノ」原宿さん
【お邪魔します】視聴者が見た!オモコロチャンネルメンバーが出てきた『夢』のお話を集めてみた
人の夢の話を聞いたところで果たして面白いのかと思ったのですが大変面白かったです。夢らしい荒唐無稽さと、夢のなかのオモコロチャンネルメンバーならびにバーグハンバーグバーグ一同の“ありそう”感が面白かった。
特に笑ったのは「幻魔の散歩ペイント」に扮していたという原宿さんと、ラブホテルの値段に駄々をこねるみくのしんさん(ご本人の人となりを知っているとは言い難いながらも“目に浮かぶ”と思ってしまいました)、原宿さんの「燃えるお堂を建てたろか!?」でした。「燃えるお堂」は永田さんも言いそう感あるな、と思っています。
【早レゴ】脳を使わず反射でレゴを組み立てろ!
ゲーム企画のなかでも独特のゆるさを感じて早レゴが好きです。“早”を目指すことで会話にリソースが割かれなくなりゆるくなっている様子と、対戦ではあるもののお互いの作品を屈託なく評価する雰囲気と、のんびり視聴できる気配が他の対戦ゲームとは違うな(どっちにもそれぞれの良さがある)と感じています。
そしてこの回は加藤さん・恐山さん作の「崎陽軒のシウマイ弁当」が好きでしてね……すごく綺麗で飾りたくなります。なお最終問題に関しては、加藤さんの作品の出来栄えが素晴らしかったのに誤答になってしまったことをもったいなく悔しく思っていることを申し添えておきます。
なお早レゴだと永田さんが鶴の恩返しに翻弄される回も好きです。あんなに分からないものなのか。
【山岡さんの鮎はカスや】逆に「カス」な鮎を作ってみた
(なんでこんなことを……)の極北の一つ、と思います。本物の鮎も用意されていること、代用食の追求ではないから不味いものも出てくること、さりとて不味ければ勝ちというわけではないこと、評価基準の「カス」がふわふわしていることなど、どこをとっても(なぜ……)の気持ちが拭いきれません。でも、ちゃんと一人ずつ山岡さんになりきって「こんな鮎は本物だよ」のくだりをやってくれることを丁寧だなと思っている時点で、その(なぜ……)はこの動画を好まない理由にはならないのです。そして「貧乏な児童館で出てくるおやつかよ」のそんなこと言ってやるなよ感。
【懐古厨乙】お世話になったインターネットについて語るスレ
大好きな回です!
好きさを説明するのがちょっと難しいんですが……まず自分は年齢でいうと5人のなかで一番若い恐山さん・ARuFaさんと同世代にあたります。でも触れてきたインターネットが違うので、「わかるわかる」とこの動画でのインターネットの話を理解できるわけではありません。
でも、HTMLを打ち込むとかFTP接続でファイルをサーバーにあげてホームページを作るとか、この動画で語られているもののなかに自分も触れているものがあったりして「わかる!」があるのが嬉しかったんですね。HTML、働くようになって覚えて、趣味でもprivatterの更新とかに使っています。あと、みんなの話を聞いていて、初めてインターネットに触れた頃のおそるおそるとワクワクが混ざる感覚を思い出すところがあったように思います。オールナイトのトークイベントになってほしいです。
しりとり飯バトル(第一回・第二回)
見ごたえがあるのは第一回、より熱いのは第二回。恐山さんがスイスイ黙々食べて活躍していると嬉しくなる性分でしてね……
もっと戦略的なプレイングができるのではないかという気持ちと、これに戦略を持ち込んだら終わりだろうという気持ちが両方ある、そういうゲームで動画です。やってみたくもある。
4人同時に例えツッコミされても聞き取れるのか!?例えツッコミ聖徳太子!【お助けアイテムあり】
なーんも聞き取れないけどなんか楽しそう、楽しいな~とニコニコ見ています。「ここまでは聞き取れたけど、あとはこの人が言いそうなことから穴埋めして……」などメタ読み要素が入ってくるのも面白くて好きです。
原宿さんが回答するパートでお題になった画像が原宿さん自身のもので、たとえツッコミのワードに対して「“開き直んなや”って言ってた」「“開き直んなや”は何なんだろうなぁ?」「不誠実に開き直んなや」と少しずつ自分に対する悪口を解読していくような構図に笑ってしまいました。
なお正答は「不正受給ばれて開き直んなや」でした。すごいことを言う。
「サマーバケーSHON!!!!」‐ シッコマン イン ザ パーティ
この曲の詞が好きと言ってしまうと誤解を招くだろうのでもう少し丁寧に言葉にすると「歌詞から感じる言葉の扱いの巧さが好き」です。あとメロディーも好き。作詞を本人たちがしているのかははっきり知らなくてたぶんそうじゃないかなと思っているのですが(ウロマガ2025年6月22日の日記参照)、「夏」と「おしっこ」の両方にかかる部分をうまくすくってラップに落とし込んでいる、夏のバケーションのイメージにおしっこを滲ませている手際が巧く、そのスキルに気持ちよくなってしまう部分があります。
以下、各パートの特に好きな部分など。
尿人
〈後悔なしで起こすEvolution OCEANん中ならワケないしょ〉のところに特に毎回ウケてしまうのですが、自分は〈OCEANん中ならワケないしょ〉を「海の中であればおしっこをしてもバレないので問題ない」というイメージを含むものとして受け取っています。ある意味鉄板のイメージだよなと思いつつ、そんなことをこんな意気揚々と歌うなよ、とも思ってしまって毎回ウケています。
〈チビチビチャパチャパシッコミーム〉という猫ミームを元ネタにする歌詞があるのも、オモコロ編集長である原宿さんのパートとしていいなあと思います。そしてここに続く〈冷えた生ビール〉が液体というだけでなく色合いでもおしっこと重なるな、と気づいた瞬間の「上手い」と「嫌なことをされた」の感覚の絶妙さよ……
MCピス
MCピスのパートは弾む感じというか、体を動かしながら歌っている様子が想起されて楽しくて好きです。楽しそうな(“楽しそう”を形にしている)ARuFaさんを見るのが自分は好きなんだろうなと曲を聞きながら思いました。歌詞も意味の上手さより口馴染みの良さが嬉しい気分で、〈NYO〉の合いの手や〈毎日 毎日 毎日 毎日〉のリフレインで気分が上がっていく感じなど、歌詞だけでなくリズムがあるから楽しい、ということを強く感じます。〈ハイビスカスもまっきっきパーティー〉の巻き舌も好き。〈ちん口密度ピスタンスギリギリ〉のくだらない畳み掛けについ笑いつつ、オリジナル保険の動画でARuFaさんが提案していた保険を思い出しています。
なおこれは前作の《NYO SWORD》とも共通ですが、シッコマン イン ザ パーティー始まりの二人である尿人とMCピスのパートから曲が始まる構成をアツいなと思っています。
mimi-zu
誤解を恐れつつ言えば、mimi-zuのパートからは京都の小路などをイメージしています。〈夏の彩り 打ち尿 大通り 全部まっ黄のかき氷〉や〈速いカミナリ 稲荷の隣〉など和の気配漂う歌詞が他メンバーと比べると異色で印象的でした。ちょっと気だるげな、夏の光と濃い影がくっきり見える昼下がり、という印象で聞いています。
MCピスと声質が対照的でギャップになっているのも好きです。
mC.SYOBESUKII
パート前半の〈まばゆい〉〈相棒〉〈抱擁〉〈甘い芳香〉などいかにも素敵なキラキラワードと、ラストの〈尿総量ひとりビッグダディ一家〉を、それぞれ永田さんらしいな~と思って笑いました。前者は真っ直ぐに綺麗な言葉を好むというお話から、後者は父親・オモコロチャンネルリーダーのイメージから。〈尿総量〉から「尿惣領」というないリーダーポジションを連想しています。パート前半と後半で歌詞の雰囲気もメロディーも違うなと思うのですが、両方”らしい”と感じるのが面白いです。
CBN
「歌詞から感じる言葉の扱いの巧さ」のなかでも特に理屈寄りという印象で、映像的なイメージというより“上手いこと言い”という印象が強かったです(担当パートの歌詞が短くシーンのイメージを具体的に立ち上げるのに向かない、という事情もあったのかも)。そしてメロディーがエモ。
〈「7割がた水」が僕らと
永田家の新しい表札を俺たちが作ってあげようぜ!!
永田さん以外のメンバーの、各々のスタイルの「好き勝手」が見えて面白かったです。そう、各々、ネタ被りがなくてすごかったな。そして全部愉快という嬉しさ。
ARuFaさん作の頭部造形表札を永田さんが装着したところで「ヤマモトシンタロウの仲間だ!!」と大変嬉しくなりました。ヤマモトシンタロウ大好きなので……
「このうんちを私に1万円で売ってください」
恐山さんのインターネット外郎売が好きすぎる、という理由に尽きます。ネタの盛り混み具合も立て板に水の弁舌もあまりに「技巧」すぎる。そして口上が終わった後の「全然効能教えてくれなかった」「結局なんなの?」という聴衆のリアクションに「最初からやるか?また」と返すという、最終的に力技というのがいっそう好きです。
なお似た理由で好きなのが匿名ラジオの#303「ARuFaのお誕生日会をしよう!(※恐山プレゼンツ)」の感謝の手紙で、これもネタの落とし込み具合が素晴らしく惚れ惚れと愉快になったのを覚えています。
「かけら」チャンネルで切り抜き動画を投稿してくれてたのが大変嬉しかったです。
置き土産クイズ(原宿編・恐山編・永田編・加藤編)
シリーズとしての一連の展開にハラハラドキドキで、最終回がいつか回ってくるだろうARuFaさんがどうこのラストを調理するのか非常に楽しみに思っています。本当に。
永田家の新しい表札を俺たちが作ってあげようぜ!!と似た楽しさで、置き土産を用意する各々が各々のやり方で好きに「置き土産クイズ」の枠を調理している様が見えるのが楽しいです。
熱いときめきを貴方に……リレーで紡いだラブロマンス小説【じゃれ本】
正直に言います。《はたらくくるま》の替え歌が好きで最近繰り返し視聴しており、今回ここにも選出しました。すみません。ありがとうございます。
《はたらくくるま》の替え歌は下品かつくだらなさの極みだと思いはするのですがだからこそどうにも笑ってしまい、また永田さんが読み上げではなく歌唱してくれるのでなおさら面白く、そして最後、曲の終わりから物語の終わりへすとんとつながる剛腕っぷりも鮮やかでどうにも心に残っている一作です。
加藤さんの作品で語尾が大変になってるのも印象に残っており好きです。
【完全メシ】味がうまくて栄養もあるなんて都合のいいことあるわけねーだろ!
オモコロチャンネルの鬱回がまさかこんなところに潜んでいるとは……「美味しい」に対して「落ち込む」が出てくるのが面白く、オモコロチャンネルのなかではかなりお役立ち度が高いテーマのはずなのにどうして出演者たち(というかARuFaさん)がこんなに沈み込んでいるのか……と愉快になってしまうのでした。
この動画を見て(完全メシそんなに美味しいんだ~)と思いつつ、一品と思うとやっぱり高価だし、一品しかない食卓をさみしく感じてしまうので選ばんなあ……と思って暮らしています。
■■■黒い部屋で黒い物を食べる■■■
■■■好きな食材■■■ 黒トリュフ・ナガノパープル・黒にんにく
黒にんにくのすごさが印象的でした。原宿さんー!! そして匿名ラジオの黒にんにくほほほ回があったらめちゃくちゃビックリするけどたぶん嬉しいです。
ナガノパープルに「人間から1個だけ取れる」「邪悪な集団の感じがある」「2個転がしてたら悪い奴じゃない?」などやいやい言い合った後の恐山さんの「お前の妹は美味かったぞ」が最高でした。瞬発力〜!
【実体験】これだけは気をつけた方がいいことを話します
思ったより有益で(有益だな~)と驚きました。銀行印をなくすと面倒、口座は一生物、そうですね……!
でも今思い返すと、口座に関しては地方に引っ越したことがないだろうメンバーたちならではの話の転がり方だったのではという気がします。引っ越し先の地方銀行で口座を作らざるを得ない、あるいはそうして作った口座を手放さざるを得ない、というタイミングがあるタイプの人生を送ってきました。銀行印はきちんと管理するようにしたいと思います。
意外と知らない!『ビアードパパの体』を予想しよう!
放課後、しかも中学校の放課後みたいな時間がどうしてこんなに楽しいのか。企画がツボというよりは空気感が好きでなんとなく気に入っている動画です。みんなけっこう絵が上手いな〜など思いつつぼんやりこの動画を見る時間が好きです。
なんか変なプロカメラマン是永日和さんに写真を習おう!
是永さん、すごいお人でしたね……写真もすごかったし人柄もすごかった。是永さん撮影の写真をぜひ見てほしいので下に引用します。
この写真もす〜ごく好きでしてね……たとえばこの写真から、自分はすごく“光”と“瞬間”を感じます。嬉しくて楽しくて、本当はその一瞬にしかなかったはずのキラキラをギュッと閉じ込めて一枚にして何度でも見返せるようにしてくれているみたいな。でもたとえば動画でその一瞬たちを連続して撮影していたとしてもこの瞬間は切り取れないだろうな、と思います。是永さんはその一瞬を切り取るだけじゃなくて作りにもいっているから、そしてその上できちんと作って切り取っているから、本当にすごいなあと思います。自分は写真を撮られるのはかなり苦手寄りなのですが、撮ってもらってみたいなあとつい思いました。それくらいすごい。
QuickJapanのオモコロチャンネル完全読本にも是永さん撮影のポートレートがたくさん掲載されているのでぜひ見てみてください。
おーい、近畿地方の「ある場所」を突くゲームをやりませんか
ゲームバランスが絶妙だな〜!と思いました。そして視聴者も参加できるタイプのゲームなのが嬉しいです。
地名なんて知ってるか知らないかだけかと思いきや、「地名っぽい/ぽくない」の刷り込みや基準のようなものはそれぞれに持っていて、そこから推測したり、推測しても裏切られたりという展開が楽しかったです。別地方編もぜひ。
デコピンの「痛み」を詩的に表現しろ! デコピンソムリエクイズ
味喜利と似た構図で楽しんだ動画でした。「動画内のメンバーに何かが起こっているのはわかるが、自分の経験を参照して具体的に想像することが難しいものを、メンバーがそれぞれの表現で伝えてくれるのを“へ〜、そうなのかあ”と楽しむ」という。加えてデコピンソムリエでは、原宿さんだけが出題役という別の立場かつ回答の現場にも不在で、(だからこそ?)原宿さんのソムリエコメントはズレているという不満が他メンバーの間に共通意識として漂いだすのが面白かったです。むしろ他のメンバー同士では共感や同意が取れるんだ、そういうものなんだ、というのが意外で興味深くもありました。
絶対この無人島から仲良く脱出しよ~ね!サバイバルボドゲ『ヘルパゴス』
あまりの面白さに視聴後すぐ二回目を見始め、その後の一週間で5回以上視聴したと思います。ドラマがすごすぎる。
ドラマの見応えを作っているのはプレイヤーの言動(ゲームのプレイング外部を含む一種のロールプレイのようなもの)とカードの運命の両方で、でも多分このゲームはこういうドラマ(というか正確にはゲーム上の波乱)が生まれるようにゲームシステムを調整しているんだろうなと思うので、今回が奇跡の回だったとしても次もまた奇跡みたいなドラマが見られるんじゃないか、見せてほしいと強く望んでいます。
空気が不穏になってからの怒涛の展開すべてが素晴らしいのですが、やっぱり原宿さんの「く 食っちゃっていい?」が秀逸だったなと思います。不穏さと緊張感と一瞬の弛緩、けれどその弛緩もまた外道の提案がもたらしたものであるということ。最高でした。
ライターなら、誰もが知ってる「音」を文字で伝えられるよね?
加藤さんにMVPをあげてください! 出題がとっても面白かったので。そして何度も歌われる「ぷっぱぱぱっぱ ぷっぱぱぱぱぱぱ」がお上手かつ面白かったので。量産される無い歌たちがどうにも愉快で最高でした。
世にも奇妙な物語のテーマソングのイントロをあまり意識したことがなかったので、動画の視聴後は「トゥケトゥケトゥケーケ ケーケ アーア」で完全に固定されました。原宿さんが歌っていた無い歌の方も好きです。他に好きだったのはARuFaさんの「トゥテテ トゥテテ トゥテ テトゥトゥ プルルェン」で、付け加えられた身振りがわかるようでわからんなあと思っていたのですが、だんだん「プルルェン」はこれだな……と思いつつあります。
動画中盤くらいに「恐山的に傍から答え知ってて見てて面白いの?」と加藤さんに尋ねられて楽しそうにしていた恐山さんの気持ち、今ならよく分かるな〜と思います。何回見ても初回に負けず劣らず面白いので。
俺たちが最高で最強の「バディ」だってことを証明してやるぜ!!※キャベツ早食い
キャベツ一玉消しすごかったな……誰があんなことを思いついたんですか?と思います。金一封を差し上げたいです。
キャベツを茹でるためのお湯を沸かそうとフライパンに水を張るとき、ARuFaさんが恐山さん(あまり料理しないとのこと)に「一番右のでかいフライパンに人差し指ぐらいの深水の水を入れてください」と指示しているのを(すごい! さすが相方のことをお見通しだしよく気が回る!)(「水を入れて」だけだと恐山さんは分量で混乱しそうだもんな~!)と感動したのですが、対する恐山さんが「人差し指ぐらいね…第何関節!?」と叫んでいて(それもそうだ……!)と雷に打たれた気分でした。ARuFaさんはたぶん指の厚み(指一本分・二本分……)のつもりだったのかなと思うのですが、指で深さを測ろうとしたらそりゃあ垂直に立てるよな……とも思います。自分もたぶんそうしてしまう。
なお匿名ラジオチームはジェスチャーショッピングと大喜利とで回答役を逆にしたほうが点数入るのでは?と思ったのですが、勝ちにこだわってなかったのか、それでもなお勝てるだろうと踏んでいたのか、逆のほうが良さそうという自分の見立てが節穴なのか……
「ザ・ゲーム」というゲームをやります。タイトルすごすぎるだろ
「協力ゲーム」ただし「プレイヤーたちはそれぞれ意思表示はできても具体的な相談はできない」「手札と場札の状況によっては他プレイヤーの邪魔になるプレイングをせざるを得ない」というゲームバランスが絶妙で、前半は割とのんびり、ゲームが煮詰まる後半になると加速度的にヒリつきだし、その変化含め面白かったです。プレイ経験を重ねるともっと早い段階から計算が働くんだろうな(プレイ経験のある原宿さんだけ序盤から“何周目でこの進みということは……”という判断があった)と思うのですが、メンバーも未プレイだったからこそ「プレイ経験がないゆえの危機感の薄さ→とはいえヤバいことがわかりだす」を未プレイ視聴者の自分が共有しながら見ることができたのは嬉しかったポイントかもしれません。
なおこの後割とすぐに公開された指でやるツイスターみたいなゲーム、おじさん5人でやろうぜ!!【YUBIBO】がザ・ゲームとは対照的に「一見手軽なパーティーゲームなのに激ムズ」で、交互浴のような気持ちで両方楽しく繰り返し視聴しています。YUBIBOの動画はほぼ「奇声をあげながら苦戦するおじさんたちを見るための動画」だと思っています。
ちなみに投票した3本は
でした。
投票後に2024年の振り返り動画を見ていて、人気動画の傾向は「飯とコスプレ」と言われているのを見て(全然違うところにボールを投げてしまったかも……)とやや不安になってもいるのですが、2025年はどういう結果になっているでしょうか。他の方の投票に寄せていく必要があるとは思わないのですが、好きな動画が人気なほうが嬉しいので……結果発表を楽しみにしています。