ゴダイゴ『MAGIC CAPSULE』、『交響曲イデオン』、武川雅寛『とにかくここがパラダイス』

どりる
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公開:2025/2/8

栄のミュージック・ファーストで購入。この店は存在すら知らなくて、「名古屋のレコード屋10選」みたいなブログで知ったんですが……いや、この店すごいです。

白川公園とナディアパークの間あたりの目立たない雑居ビルの2階のお店で、地味なたたずまいなんですが、入店してまず驚くのが、フロアが広いこと。広いフロアに邦楽・洋楽・男性ボーカル・女性ボーカル・バンド・その他諸々(サントラとか)のジャンルごとに分けられており、更に価格別で110円・330円・それ以上と仕切りが分けられています。新入荷したものはもちろんそれで分けられていて、常連客はそちらをチェックすればいいようになっています。

洋楽・ジャズのコーナーとクラシックのコーナーは、それだけで小さめの店一軒くらいの広さがあります。店の奥にはまだ展開してないと思われる段ボール箱がぼこぼことあり、物量がえらいことになっています。店のウェブサイトを見ても、とにかく買い取りに力を入れているのがうかがえます。


『交響曲イデオン』

なんとなくで買いました。ポスターがおまけでついてきました。

音楽自体は、うーん……ふつうにサントラの「カンタータ・オルビス」とか聴いたほうがいいんじゃないかな……と。何回か聴いてればまた評価が変わるかもですが、一回聴いた段階ではそんなところで。

ちょっと面白かったのが、このレコード、演奏が東京フィルなんですが、

コンサートじゃなくて収録のお仕事だと、皆さん服装がバラバラというか、けっこうラフなんだなあと。


ゴダイゴ『MAGIC CAPSULE』

ゴダイゴの1979年の2枚組のライブ盤です。子供の頃、実家にこのレコードがありまして、C面(2枚目のA面)に収録されていた、

  1. モンキーマジック

  2. Galaxy Express 999

  3. ハピネス

  4. ビューティフル・ネーム(客とのコール&レスポンス付き)

  5. ガンダーラ

…というラインナップを、幼少期に何周聴いたか分かりません。そもそも、「自分でレコードに針を下ろす」という経験を初めてしたのがこのレコードだったはずです。違ったら久保田早紀「異邦人」か、もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」、イモ欽トリオ「ハイスクール・ララバイ」、「ヒゲダンスのテーマ」あたりのどれかです。候補割と多いな。

ところでこのレコード、110円という最安価格だった割にかなり美品で、しかもおまけが色々ついていました。こういうので時代を感じられるのは嬉しい。


武川雅寛『とにかくここがパラダイス

ムーンライダーズでバイオリン・トランペットなど様々な楽器を担当している、「くじらさん」こと武川雅寛さんの1stソロアルバムです。

アルバムのテーマとしては、「インストゥルメンタルのカバー曲中心のメインの軽めでポップで爽やかなアルバム」というところでしょうか。確かにその通りで間違ってはいないんですが、構成がなかなか面白いんですよ。

まず「カバー曲とオリジナルが交互に収録」という曲順です。

カバー曲は作曲家を見ると様々に見えますが、これ全部「ベンチャーズの曲」か「ベンチャーズのカバーが有名な曲」なんですよ。後述するようにオリジナル曲はムーンライダーズメンバーの作曲なので、なぜかこのアルバム、「ベンチャーズ vs. ムーンライダーズ」という様相になっています。

オリジナル曲の作曲はというと、秘本千一(鈴木慶一)、橿渕哲郎、武川雅寛、アートポート(鈴木博文・白井良明・かしぶち哲郎)……演奏やプログラミング、コーラスには、もちろんムーンライダーズの面々がいます。発売は1982年の6月で、この3ヶ月後にはムーンライダーズのアルバム『青空百景』が発売されています。

このアルバム、『マニア・マニエラ』『青空百景』とほぼ同時期に制作されているんですね。シンセサイザーやシーケンサーが導入されている点でも共通しています。

ちなみにこのアルバムの冊子(全曲インストのため、「歌詞カード」と呼べない)は、

四隅がポストカードになっています。おしゃれやなあ……