「マネージャーとして心掛けていることはなんですか?」

dsk52
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先日カジュアル面談された方から問われたことについて、あらためて考えてみる。

返した話から考える

最近我武者羅に走っている気がして少し考えたけど、その時はこんな感じの事を返したように思う

「色んなメンバーと雑談などを通して色々喋るようにしている。それによって相手の事を知るようにしている。」

関係構築とかキャッチアップみたいなニュアンス。あと、心掛けていることという話だったのでこういう話もした。

「あまり難しい話やそういう言い方をしない」

伝わることが大事だと思ってるので、難しい言い方をして混乱を招かないようにしたいという意図がある。あと、用法を間違えると違った意味に捉えられるんじゃないかというのがあって、なるべく自分の言葉でちゃんと伝えようという思いがある。(逆に伝わり辛いんじゃないかというのはある)

そもそも、あまり(いい)言葉を知らないというのもあるとは思う。以前メンバーから「こにたんは低位な言葉で話すのがうまいよね」と言われたことがある。どこかショックさはあったんだけど、それよりも低位な言葉っていうのか!という気付きの方が大きかった。やっぱり言葉を知らないだけかもしれない。そういう言い方をしているから身に付かないは有るかもしれない…。

あらためて見つめ直す

さて話を戻してあらためて見つめ直してみる。

会社ではSlackやGatherを使ったコミュニケーションをとっている。Gatherになるべく居るようにして、話し掛けられたり/掛けたりできるようにしている。SlackのtimesはTwitterとかチラシの裏だと思っていて、やってる事から考えていること、お腹減ったとかなんでも書いてる。これによって話し掛けても良さそう/ダメかもを拾ってもらえるようにしている。フルリモートな会社なので自分の見える化は大事というのもある。

以前エンジニアリングマネージャーになる辺りでどうありたいかを考えた事があって、その時に行き着いたのが「親愛なる隣人」だった。

スパイダーマンに出てくる言葉。ニューヨークを拠点に活躍するヒーローなんだけど、ネコ探しからヴィラン(悪い奴)を懲らしめることまで何でもやる。良くするために何でもやるぞという行動と、言葉から感じる意味合いは好感でありそれだと思った。

マネージャーというと、メンバーの上に居るというイメージを持つことが多い。だがそうじゃなく頼りになる奴が "横に居る" という状態でありたい。気軽に相談できて、緩和できるみたいな。Copilotであり、F1のピットであり、パーティに白魔道士が居るみたいな。そういった安心感や心強さを感じる存在や関係である為に「親愛なる隣人」であることを心掛けている。