お金が全くなかった学生の頃、時給の高い引越し関係のアルバイトをよくやった。その時に無理しすぎた結果、腰椎椎間板ヘルニアになって全く歩けなくなり、手術をした。術後も回復までにはかなりの時間がかかり、ダメージがいつまでも残っている感じだった。今はもう左か右だったのか忘れてしまったが、手術側をかばうことで、しばらくしてから反対側に痛みが出てきた。
手術をしてからすでに20年近く経った今も腰痛に悩まされている。行ったヘルニアの手術にしても、今となっては正しい選択だったのか分からない。あまりにも負担が大きかったため、他の選択肢はなかったのかと思うこともあった。また時折、重いものをもった拍子にギックリ腰のような電撃が走り、1ヶ月ぐらい痛い時があるが、これも元はと言えばヘルニアの頃の名残りだろう。もしかしたらヘルニアそのものよりも、手術によって生じた反対側の腰の痛みが原因かもしれない。
社会人になってから登山を始めて、少しずつ運動することが増えていった。ほとんどの場合は問題なかったのだが、やはり時々、重い荷物や疲労の影響で腰が痛む。ここ1〜2年でその頻度は高くなったように思う。
ヘルニアによる痛みは神経痛なので、単純に痛いというよりは椅子などにじっと座ってられなくなる弊害がおきる。仕事柄、デスクワークが多いのでこの痛みはとても困る。
去年の3月頃から始めた歯科矯正がもうすぐ終わるので、今年は腰痛の緩和に時間とお金を使ってもいいかもしれない。今だったら治療費は高くても内視鏡手術やレーザー治療を選択するじゃないだろうか。完全に治るとは思っていないけれど、背骨や腰のケアをして長く付き合っていこう。