to : Sonny Rollins

平野望 / dysfreesia
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公開:2026/5/26

ジャズが好きとか言うくせにロリンズを聴きまくった…みたいなリスナーでは全くなかった。我ながら怠け者だと思うが、それでもインパルスから出ている『Alfie』が非常に好きだ。何故ならケニー・バレルがいるから。このアルバムはケニー・バレルが大好きな僕にはご褒美みたいな逸品なのです。どの作品だろうと彼のギターのトーンは垂涎ものだ…クール過ぎる。

なのだけれど、改めて聴くとロリンズの存在感が凄まじい。大変美しくデザインされたオリヴァー・ネルソンの編曲の上で優雅に、そして余裕綽綽とブロウするロリンズに全て持っていかれてしまう。リーダー作だから当然だろう…とかそういう話では全くない。整然としたバックの演奏との対比で、彼のテナーサックスの艶やメロウさが際立つ。そしてその「確かさ」にはいつも驚かされてしまう。ロリンズはコルトレーン以上にテナーサックスにおけるジャズの色彩感を決定的にしたように思えて仕方ない…チャーリー・パーカーがアルトサックスのトーンを決定付けたように。これまでもこれからも、テナーサックスを吹くということはロリンズのサウンドを踏襲するということなのだと思う…なんて凄いことだろうか!

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