僕はお腹いっぱい食べることが幸せだと思ってたけど、そうじゃなかった 満足をどこで覚えるか、ちゃんと意識してなかっただけなんだ
(Misskey.design 千艸が寝るチャンネルより)
雑談チャンネルは閉鎖すると言ったな? あれは嘘だ。
いや、ありがたいことに雑談アカウントが順調に(たまにローカル誤爆しつつも)動かせているので雑談チャンネルの更新はもうしていないけれど、ネタはまだ残ってるわけで。
勿体無いからあと数回は出汁を取ろうかと。
昨日、会社で課の忘年会があった。1次会の予定は焼肉屋の飲み放題付コース、20時半から。は? 無理なんだけど、お腹空きすぎるんだけど。なんでも、課長と部長がバドミントンの部活だそうで、幹事が気を利かせてその時間になったのだとか。
仕方無い。0次会をやるのは確定路線だった。
私達の課には若手がいない。皆30歳を超えている。でも、心は大学生なんだろうか、19時前にそろそろ0次会行こうかーという流れになった時、39歳の先輩が言い放った。
「じゃ、天下一品行く?」
1次会の予定は焼肉屋の飲み放題付コース。
焼肉屋の!
飲み放題付コース!!
アラカルトじゃねえのよ!!!
行きました。というか、行かざるを得なかった。一人で実験室、残りたくないし。
天下一品とは、こってり一択のラーメン屋である。ライスは飲み物。でも、流石にこのあと焼肉コースが待っているのだ。私は「2杯頼むの?」と笑われながら、ラーメン単品を注文した。先輩がたは勿論、ライス中セット。から揚げセットを頼む人もいた。そしてライスを麺が無くなったスープの中にドボン。
欲望に忠実過ぎんか? マシュマロ・テスト耐えられないタイプか?
……案の定。バドミントン組にかなりコースの消費を手伝って貰うことになった。ああ、上カルビが勿体無い……。
勿体無い、と思う時、私の胃袋は無限に拡がる。でも最近、私が頑張る必要は無いと気付いた。私が食べなくても誰かが食べるなら、私が食べ過ぎる必要はないのだ。
そして出来るなら、万一にも食べ過ぎることが発生しないよう、自分の量はあらかじめセーブしておくべきなのだと知った。
お腹いっぱいになるまで頼まない。美味しかったな、まだ食べられるけどな、というところで止めておく。他の人が食べきれなくて困っている時に快く、無理をせずにお手伝い出来る程度に。
食べられるだけ食べていると、よほど運動に精を出さない限り、どこまでもぶくぶくと太っていく。そして胃袋は大きくなり悪循環になる。
それを止めるには、「ここらで止めておくか」と「満足している自分」に気付くこと。
「美味しかったな」の時点で、もう十分にその食事に満足しているのだから、それ以上は蛇足だった。一日に必要なカロリーは、満腹感とは関係なく計算されるべきだった。
これを知ってから、運動嫌いの私でも、少しずつ無理ない減量が出来ている。食事制限というほどのこともせず、ただ食習慣が変わっただけだ。というか、世間一般の常識の範囲に収まるようになっただけ……。
時たま、昨日の私のように、入るから食うぞ!となってしまう時は今でもある。それでも、やらかしたなぁと自覚ができるようになった。食べ過ぎは良くないなと思うようになった。
今は冬、放っておいても代謝が落ちて、脂肪が付きやすい季節になった。この先も幸せに食事を楽しむために、「満足している自分」を見落とさないようにしていきたい。