ニンゲン難しいネッ 僕はこれまで雑にニンゲンやり過ぎた ニンゲンの難しさを抱えて生きてきてる人達を見守り言葉を選んで適切なタイミングで掛けようとしても……根本的には分からないものだ 寄り添うのは諦めてないが
人の心難しい、面白い、難しい 楽しい 好きだ ニンゲン……やはり生きているニンゲンが一番美味しい……
（Misskey.design 千艸が寝るチャンネルより）
たまには創作の話をする。創作の話になると、私は駄目だ。人を傷付けないでいられる自信はない。好きなモノを食べる時、虫がついていたら、追い払ってしまう。虫も嫌いじゃないけれど、何も無い時には眺めて愛でるけれど、食べるのは、好きじゃない。
僕はそんな人間をカリカチュアにして遊ぶ輩は自覚的であるべきだと思っている 本質など見える部分しか捉えられていないのだと だからこそエッセイで良い自分良くない自分を自身で定義して飾る仕草には笑いを禁じ得ないし、現代モノなんて題しながらその実いつの時代の映画だよみたいなモノクロ人間を描いて最高〜なんて自画自賛するのは滑稽だと思っているし、そんな作者達を『本当に気付いていないのか？それとも馬鹿のフリをしてるのか？』と生暖かい目で見てしまうこともある
でも彼らにとってはそれが作風で、ああ、それも素敵な人間の仕業だなぁと感じてしまうのだから、僕自身が一番人間に飢えた貪欲なニンゲンなのだろう
人の人らしさを、人の複雑さを描く人を尊敬するし、羨ましく感じる。一方で、テンプレに当て嵌めて人を矮小化した挙げ句、『いやこいつ実は人じゃないんで』みたいな言い訳で逃げる人にはお前が思いつく限りの人間のパターン（笑）見せてみろよと挑発したくなる。僕はお前の本気をまだ見せてもらってないんだよ。出せ！その内の絶叫を！
ああ誤解なきように、僕人外も大好きだからね ヒトとの差異がその分跳ね返って作者のヒトに対する解像度だと思っているし
生きているニンゲン大好き過ぎてニンゲンの味に厳しい自覚はある
僕の描くニンゲン……には、僕の希望を詰めているので、僕の理想のニンゲンではないよ 難しいね
人ってもっと本当はどうしようもなく複雑で、心が何か一つに支配されることなんて滅多に無くて、愛などと語るその口で罵倒することさえする それをしない選択肢を選び続けていたとしても、選択肢自体はあるのが怖いところだし、その人の深み、魅力でもある
それを『美味しいとこだけ切り抜いて描写している』という自覚は常に持っていないと、前に挙げた彼等の様に傍から見て非常に面白おかしいことになる
自覚があるなら良いんじゃないかな 僕は彼等が自分の仕業に無自覚であるからこそ面白がってる訳だし
主人公に集中するあまり主人公を救う恋人が酷く支離滅裂で都合良くて記号的だったね、なんて感想本人の見えうるとこに書きませんよ……みすでざに居るわけないじゃないですか……
以前に、こんなことを書き連ねたことがあった。自分のことを批判されていると感じた方も居たようなので最後の文である。でも、正直自分のことかな？なんて思う人は「自覚のある人」なので、そんなに奇抜な味はしない。
ちなみに、これを書き連ねたら、ある人から廊下に立たされた。やはり、駄目だったらしい。そうだよね、これは創作の話に絡めたフリをした、ただの捕食者ハラスメントだ。お前を食わせろ！と叫んでいる異形だ。創作で自己表現、なんていう人達がいるから……、これも、言い訳か。
私はSNSが好きだ。そこで自分を無防備に曝け出す人達を見て、好きだなぁ、美味しいなぁとスマホをペロペロしている。
してないよ。
してないってば。
創作も好きだ。特に文や漫画が好き。絵も好きだけど、一枚では伝わりにくいその人らしさが、ストーリーに乗ってどんどん出てくる。私の思う人間はこうです、とお出しされたものを鷲掴みにし、美味しい、最高、辛すぎ、甘すぎ、と食べ散らかして楽しんでいる。店主が顔を覗かせると飛びついてついでに食べたくなる。出されたご飯が期待外れだと、店主から足りない分を補給しようとする。お前、お前も人間だろ！なあ！首おいてけ！なあ！
は？ 怖すぎだろそんな客。
やりませんよ。
やりませんってば。
でも多分だけど私だけじゃないよ。きっと同好の輩がいる筈。人間の成す偉業も悪業も全部好き、そんな人達で集まって、「人間良いよね……」「良い……」をやりたい。
一次創作鯖Misskey.designにおける、私の密かな野望。