小学校の国語の教科書で「モチモチの木」という話があってな。
その中で、「霜月二十日の晩」という時間が際立って美しく恐ろしく描かれていたのじゃ。
ちょうどその頃仲の良かった女の子Rが、十一月二十日生まれだったのもあって、霜月二十日の晩というフレーズは私の中ですごく印象に残った。
さて、話は私が書いた小説「七神剣の森」に出てくる「セルシア」というキャラに及ぶ。
彼には実は元ネタとなるキャラがいる。その名を「オシオミ」。前述のRと私、あともう一人別の女の子の三人の代理キャラを投入して作ったお話に出てくる、Rのキャラの恋人役だ。元ネタというか超ざっくり言うとセルシアはオシオミの子孫、ということになり、同じ垂れ目の優男。
そしてその顔、もっと言うと、実はRちゃん本人に寄せている。Rちゃんは小学生の女の子だったにも関わらず、私の中で今でも不動のイケメンポジションなのだ!
版権キャラで言うと最遊記の玄奘三蔵に似ていた。
強すぎる。
Rとは中学が分かれてしまい、そのまま疎遠になってしまったが、今でも顔だけでなく話し方や手持ちのポケモン、家族構成まで全部覚えている。(キモい)
そういう訳で、セルシアの誕生日決めるかーと考えた時、一発で霜月二十日の晩まで連想が届き、彼の誕生日は今日となった。
Rちゃん、セルシア、そして幸運にもこの二人と誕生日が一緒の全世界の皆様、
お誕生日おめでとう!