ぬいをつくった

eatarolot
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推しのぬいぐるみを作った。

いわゆる推しぬい文化について数年前から聞き及んでいて、特にぬいぐるみを自作する勢力には大変興味があった。しかし、諸般の事情からその機会は巡ってこなかった。やりたいな〜と思ってやらずにいることは多いので、今回も作らず死ぬんだろうと思っていた。いたのだが。

だが、今のジャンルではぬい自作勢力が活発で、そういうのを見ていると自分の手元にもかわいいぬいがほしいぜ!という気持ちになる。しかもけっこう切実に。そんなわけで、材料を買ってしまえば後戻りはできないだろうと1万円近い初期投資をしてぬい自作に乗り出したのだった。

基本的にはインターネット様様で、YouTubeや Twitterを参考にしまくってなんとか形にすることができた。下調べとイメトレは重要。自分は中韓ぬいを作っている人を中心にリサーチした。刺繍TIPSがだいぶ充実していたのでおすすめ。

作ってよかったことは自分好みのデザインのぬいぐるみが手元にいること、これに尽きる。しかも手のひらサイズだからめちゃくちゃかわいい。

一方でしんどかったのも事実だ。右手の薬指が刺し傷でボロボロになるし、刺繍シートは手汗でふやけるし、前髪刺繍は死ぬほど面倒くさいし、ていうか刺繍そのものが面倒くさいし、布を合わせるの大変だし、半返し縫いがちゃんとできないし、そもそも手が不器用なので進みが遅いし。完成してから後悔することは山ほどあるし。

ただ、そこそこしんどかった割に「今度は15センチでつくりたいな〜」とか思い始めるので人間って懲りない生き物なんだなあ。

家庭科居残り常連でもこのくらいのクオリティならなんとかなるので、みなさんもぜひ。