会社の研修で工場へ行き、昨日は夕方に研修が終わったあと大阪の管理間接部門からの参加者でなんとなく固まっていた。いつの間にか飲みに行くことになっていたけれど、わたしは飲みに行ったら体調が終わってしまうのが目に見えていたので断る。こうして他人は社内の人脈を作っているのだなあと思った。
手配されたホテルの近くで簡単に晩ごはんを済ませて、スーパーで水やインスタントのカフェラテをカゴに入れて、ふとパンコーナーに近づいたらたまにお土産でいただくおいしいマドレーヌがバラ売りされていて、プレーンと抹茶と紅茶を買った。
22時少し前に寝て、工場は操業の関係なのか始業が早いので、5時半に起きて支度して集合場所へ行く。座学と工場見学を繰り返す。大雑把にいうと原料メーカーなので、無骨な構造物やタンクや配管や煙突がこれでもかと敷地内に存在していた。本社で数字をはじめとするデータの相手をしているわたしたちより、工場で働いている人たちのほうがイキイキしているように見えたけれど、隣の芝は青いだけかもしれない。少なくとも本社と工場では仕事をしている実感とか見える景色が違う。わたしには製品が遠い。
金曜日の夕方なので、念のため帰りの特急は前もって予約しておいた。予定より少し早く終わったので1本早い列車に変更しようかと思ったけれど、通路側しか取れないし、特急への乗り継ぎ駅の構内図に売店のマークがあったことを思い出して、待ち時間でお菓子や飲み物を買うことにする。すると、売店はコンビニで改札外だった。コーヒーメーカーが見えたので温かいものを飲みたく、まあ運賃の総計がちょっとくらい増えてもいいかと思って、一旦改札を出る。駅のコンビニだからお土産も少し扱っていて、これまたお土産でいただくうちの部署で大人気のお餅を見つけ、消費期限が月曜日だったので買う。コーヒーとポテトチップスも買った。
晩ごはんを軽く食べようと思って、なんとなくお寿司の気分だったので、百貨店に入っている回転寿司店に行ってみたら、結局10皿食べていた。どこが軽くだろうか。特急の中でポテトチップスも食べたというのに、食べ過ぎ。流れてくるお寿司を見ると食べたくなるし、流れて来なくても注文している。10皿と赤出汁で3500円弱だった。普通の回転寿司と高級なお寿司屋さんの間、普段お寿司を食べたいと思ったときにちょうどよい感じの味だった。わたしは回転寿司とお寿司は別物だと思っているので……。