2025.11.24

えびな
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公開:2025/11/25

文学フリマ東京の疲れがある割には、寝るのに失敗した。日付が変わってすぐくらいに寝て、6時くらいに目が覚めお手洗いに行き、二度寝したけれど浅い眠りをうとうとするにとどまった。吐き気とともに起床。疲れのせいだ。朝ごはんに辛うじてヨーグルトを食べた。

ヨガ教室の予約を入れていて、予約回数を減らさずにキャンセルできる時間を過ぎてしまっていたこともあり、迷いながらも行くことにする。キャンセルすると1回分が無駄になる。身体を動かすと少なくともその時間は雑念が消える。今日は下半身のレッスンで鍛える動きが多かった。わたしはかなり反り腰のようで、仰向けになって腰を浮かさずに脚を動かすのが一苦労。

お昼ごはん代わりに焼き芋を買ってみたものの、半分でいっぱいになり、座っているのが怠くて横になる。1時間ほどうとうとする。そのあと、売上金の確認や家計簿アプリへの記録をし、書けていない日の日記を遡って書き、お風呂や晩ごはんを済ませた。


昨日のもやもやがあって、やりたいことややるべきことを済ませる間に、SNSで文学フリマを検索するなど、しなくてもよいことを無駄に長くしていた。昨日は人の流れの偏りなどから「これだけ本が好きな人がいる!」とは思えなかったし、今日はもはやプロ(版元や商業出版した作品を持つ作家・文筆家など)がアマチュア中心の場に来てしまうくらい出版業界が厳しい状況であるのかもしれないと思った。昨日の状況を見て出版に明るい未来は感じなかった。

わたしは詩を書くことや本にするため編集することが嫌なのではなく、本にした後の諸々に削られているのだと思う。それなら、完全に詩人としての活動をやめるのではなく、書いたものをどう発表するか、どのように本を作って届けていくか、どのイベントに出るのか、そういったことを見直す時期だろうと思った。積極的に売り込むには詩に使う元気も時間も足らないから、商業出版は遠くなっている気がする。中身さえあれば私家版で本を作るのは簡単で、読者に届くよう流通に乗せるのが難しいけれど、自分の生活や精神に無理なく本を作って届けることが大事だ。

@ebina
川の近くで暮らす会社員。ときどき詩人。