時間的な余裕もだけれど精神的な余裕がないと、ノートを開いて手書きで何かを書き残すことができない。せめてiPhoneに入れているPencakeというメモアプリで少しでも書いておこうとしたものの、そこまでするほどの日々だろうかと思ってしまった。
今朝は溜まった疲れにより10時近くまで寝ていた。昨晩から食欲不振で、昨日の帰りは大急ぎで用事を済ませて、サーティワンのアイスを食べ、閉店間際のデパ地下でフルーツトマトのサンドイッチとキウイのサンドイッチを買った。トマトだけ食べて、キウイを残しておいたのでコーヒーとともに朝ごはんにする。ライブに行くので本当はもう少し食べておきたかった。
「ViViD 2025 Xmas TOUR ~UTOPIA~」の大阪公演で難波に行く。わたしは用事がない限りミナミに行かないので、ライブハウスの場所も大まかな見当をつけたけれど迷うかもしれないと、スムーズにいけば物販開始1時間前に着くよう家を出る。迷わなかったし、物販待機列も1組しかいなかったので早すぎた。今日は暖かいというより冬にしては暑いくらいだったから、そのまま並んで飛浩隆『零號琴』の上巻を読んでいた。
物販ではタオルとチェキを買った。チェキは当たりとしてメンバーとの2ショット券が入っていて、楽しく踊れる範囲で踊らされようと思っているので、当たるまで買うということはせず自分の中で買う枚数の上限を決めている。それはライブのチケットそのものにも言えることだ。
まだ開場まで時間が充分にあったので、なんばパークスのカフェでサーモンとリコッタチーズのパンケーキを食べた。パンケーキそのものが美味しい。適度な厚みがありふわふわで甘さ控えめ。『零號琴』の第一部を読み終わって、情報量が多いしここでこうなるの?!と混乱した。

そして、ライブはとても楽しかった。ソールドアウト公演で人が多く、開演までに何度も前に詰めるようスタッフさんから声が掛かってかなり密集していたけれど、そういうことを気にしている暇はなかった。ステージとフロアが近くて、3列目あたりにいたけれど汗とかビブラートで震える喉とかが見えるほどだった。楽曲も演奏も歌声も強いなあと思った。約2時間だったけれど、あっという間に終わったと感じるほどで、本当に楽しかった。ViViDは2026年3月27日で1年限定復活が終わるので、大阪で見られるのは今日が最後。わたしはボーカルSHINさんのソロからのファンなので、バンドを見られるのはボーナスステージみたいな感じで、ViViD復活を経たソロ活動が楽しみである。
ライブ後のトークイベントにも参加した。これはライブより高価なので限定復活のどこか1回だけと決めていた。今日の感想と観客の質問をもとにしたおしゃべり、5ショットチェキの撮影があった。その後、購入したチェキに当たりが入っていたので2ショットの列にも並ぶ。後ろの人と誰のファンだとかいつからファンだとかいうおしゃべりをした。撮影は大変緊張し顔が硬くなっていたが、これもまた思い出である。家に着いたのは22時過ぎで、長い夜だった。