2025.11.30

えびな
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公開:2025/11/30

ドーナツを1個食べてから寝る、と昨日書いたけれど、結果は3個とも食べてしまった。食べ始めると止まらなくなりがち。21時30分頃にベッドに潜って、「だるいけれどすぐに眠れる感じでもない」とか思っていたけれど、22時には寝ていた。

7時頃起きて、昨日ほどではないけれど軽く吐き気がしていて、まだ本調子ではない。しかし10時に美容院の予約を入れていた。キャンセルするほど体調が悪いわけではないし、近い日時で予約し直せるかわからないので出かけることにする。昨日のわたしがシャワーもお皿洗いも洗濯も放って眠ったので、とりあえず簡単に朝ごはんを食べ、お皿を洗い、シャワーを浴びた。髪の毛はお湯で洗うにとどめた。洗濯をする時間がなくて、夜でも構わないから家を出る。

髪の毛を切ってもらっている最中にうとうとして、頭がガクンと揺れてしまい、美容師さんに「珍しいですね。って言うか初めて?」と言われる。たぶん初めて。「最近、わたしにしては忙しくて20時くらいまで会社にいることが多いんです。定時か定時の1時間後くらいに帰ることが多かったのに。(定時は17時30分)」とか喋って、「17時30分が20時はしんどいですねー」と返ってくる。優しい。今月は結果的に週の半分くらいが20時で残りが19時みたいな感じで、超過労働が月45時間を超えることはないし、もっと残業している人もいるのだけど、30代半ばにして今までの会社員人生で一番残業しているので心身ともに響く。美容院を出たあと余力があればカフェで軽食を摂り本を読んでから食料品を買おうと計画していたけれど、そんなことをできる状態ではなく、大急ぎで食料品を買って帰った。

空腹でもあったのでカップ麺を食べてから、ベッドへ潜る。3時間も寝ることはないだろうと思いながら、一応3時間後にアラームをセットしておいた。結局アラームが鳴る3分前くらいまで寝ていた。3時間あれば本が読めたし、ライブチケットの半券や購入したライブ写真をアルバムにまとめられたのになあと思う。あとスマホのプラン切り替えとか、とある会の退会連絡とか、旧NISAで保有している商品を新NISAへ切り替えるとか、急がないけれどやらなければならないことを後回しにしすぎているのもよくない。

労働に休日を持っていかれたと言う気持ちが強い。でも、おでんを仕込んだ。


わたしは本当にこれ以上詩人として世の中に出たいのか(もっと自分の詩を広く読んでもらいたいのか)を考える必要があると思う。出られないより出るほうがよいけれど、自分の生活や精神を削ってまでやりたいことなのか。詩人である以前に生活人であり、そこを削ってもよい詩は生まれない。活動するとよいことだけでなく悪いことや嫌なことだって起こる。

自分に無理のない活動を重ねて、結果的に世の中に出ていけるのが理想だけれど、黙っていても見つけてもらうことはできない。中原中也賞の最終候補になって詩の投稿欄を出てからずっと「どうしたらよいのだろう?」と思っている。箸にも棒にも引っかからないのではなく、なまじっか私家版詩集で2回中也賞の候補になって、『あかるい身体で』も現代詩手帖の年鑑の展望で言及してもらって、『BRUTUS』で紹介してもらったこともあり、このまま諦めるには踏ん切りがつかない。

詩集を読んでもらおうと思えば、出版社から出すほうが本屋さんで買えるので私家版より届けやすい。でも自費出版を繰り返せるほどの資金力はない。商業出版を目指したいけれど、伝手がなさすぎる。「あなたの出版社からわたしの詩集を出すとこんなよいことがあります!」と言うようなアピールも浮かばない。ないないと言っていては何もできないこともわかっている。原稿を渡している出版社から返事がなくて確認の連絡をしているところなので、その返事次第で打つ手を考えよう。

@ebina
川の近くで暮らす会社員。ときどき詩人。