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        <title>しぐれ子/さぎしら - しずかなインターネット</title>
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        <description>しぐれ子/さぎしら さんの記事一覧のRSSフィードです</description>
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            <title><![CDATA[昼下がりのあなた④/創作]]></title>
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            <pubDate>Sat, 10 Oct 2026 10:52:30 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[「ああ、もしもし、おばさん？　……うん、大丈夫そうだ。もう随分顔色も良くなったし、ただの風邪だと思う。……俺？　いや、平気だよ。昔から丈夫なのはおばさんも知ってるだろ。——え？　っと、それは……あ、待って。あいつが起きたみたいだ。悪いけど、もう切るよ。それじゃ」
普段より柔らかな口調で話す声が途切れ、はっきりした視界にその姿が映る。彼はスマートフォンを手にしたまま、ベッドの側に置いた椅子に座り、横…]]></description>
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            <title><![CDATA[[wip]フランク聖職者AU/ピタフラ]]></title>
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            <pubDate>Fri, 09 Oct 2026 10:44:32 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[その男は、ステンドグラスの前に跪き祈りを捧げていた。こんにちは、と声を張り上げながら礼拝堂の扉を押し開けた青年に気づいているのかいないのか、カソックを纏った背中は微動だにせず、岩のように沈黙したままだった。青年はどこか冷たい刃を首筋に当てられているような心地ながら一歩ずつ前に進み、いくつも並べられた長椅子のひとつに腰掛ける。そして、己もステンドグラスに向かって静かに十字を切った。
二人の他、礼拝堂…]]></description>
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            <title><![CDATA[レスト・イン・ピース/ピタフラ]]></title>
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            <pubDate>Sat, 03 Oct 2026 12:23:22 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[フランク・キャッスルがパニッシャーと呼ばれており、パニッシャーの正体がフランク・キャッスルであるというのは、ニューヨークに住んでいる人間には広く知られた事実だ。ある種すべての始まりである、彼が単独で犯罪組織を壊滅させた驚くべき事件は当時、市内のどこにおいてもホットな話題になっており、しかし彼の死が報じられるとともに急速に廃れていったというのは、今の超情報化社会を思えばひどくありふれた事象であるとも…]]></description>
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            <title><![CDATA[グッド・モーニング/ピタフラ]]></title>
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            <pubDate>Tue, 22 Sep 2026 05:46:06 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[衣擦れの音で目を覚ました。それは明らかに己が立てた音ではなく、隣にいる誰かが寝返りを打ったために発生したものだ。重たい瞼を押し上げ、ぼんやりとした視界にその姿を見る。ほとんど無意識のうちに手を持ち上げて、目の前の上腕にそっと触れた。それは温かかった。少し汗ばんでべたついている、古い傷痕の残った剥き出しの肌。
「——ッな、……！」
その正体に気づいて、ピーターは声をあげそうになった己の口を自身の手で…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[昼下がりのあなた③/創作]]></title>
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            <pubDate>Sat, 19 Sep 2026 10:34:42 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[結局、俺が待っていたような台詞が彼の唇から紡がれることはなかった。結果として見れば、耐えられなくなった俺の方が先に口を開いたのだ。
「……その、ごめん。勝手に口出しちゃって」
ああ、と男は顎を撫でながら生返事をした。明らかに心ここに在らずといった感じだ。レオが去って二人きりになったところでこの場の気まずさは変わらないどころか、むしろ増してしまった気がする。
「いいんだ。さっきも言ったが、俺としては…]]></description>
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            <title><![CDATA[サマーズ・トリック/ピタフラ]]></title>
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            <pubDate>Sat, 05 Sep 2026 11:47:16 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[「フランク、本当にコーヒーが好きなんだね」
好きというより、それは習慣の一つだ。しかもこの暑い時にホットだなんて、と後に続くだろうと思っていたフランクは、わざと音を立てて熱く濃いコーヒーを啜る。しかし、予想していた言葉は飛んでこなかった。机に置いたカップに立ちのぼる湯気から目を離し、視線だけをやや上に向ける。
はたりと目が合った。
「何見てんだ、クソガキ」
細めた視界の中で、青年は唇を尖らせる。フ…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[ナウ・オア・ネヴァー/ピタ＋フラ]]></title>
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            <pubDate>Sat, 15 Aug 2026 09:30:26 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[銃撃戦の報を聞いて現場へ急行し、到着した時には何もかも終わっていた。通報の内容と発信箇所を確認した時に、すでに予感はあったのだ。少しでも早く着けるように最短距離で文字通り飛んできた結果、最後に残った一人の眉間に銃弾が撃ち込まれるのを見届けることになった。
「は——遅かったな、クソガキ」
返り血に濡れた男はそう言って笑った。その姿はあの病院で目を覚ました時、不器用な謝罪を告げた男とはまったく別人のよ…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[シェイクハンド/ピタ＋フラ]]></title>
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            <pubDate>Fri, 07 Aug 2026 11:48:07 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[誰かの命が助かることをこんなにも祈ったのは随分と久しぶりだ。考えてみれば、何かを祈ることさえ長いこと忘れていた。マリアと子どもたちを失ってから、自分の中であまりに色々なことが変わってしまった。その不可逆的な変化は、無邪気だった幼い頃に考えていたことを何ひとつ思い出せないのと似ている。
青年は病室に置かれた様々な品とは対照的な物々しい器具に繋がれ、痛々しい傷とともに眠り続けている。あのジーン・グレイ…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[昼下がりのあなた②/創作]]></title>
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            <pubDate>Wed, 29 Jul 2026 12:16:41 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[締切前、数日間の寝食を削って行っていた作業が終わり、原稿のファイルを提出した俺はベッドに倒れ込んでそのまま眠りに落ちた。ひと昔前の漫画みたいな場面だが、間違いなくその通りだからこれ以上も以下も表現しようがない。ただ、うつ伏せで体勢もあまり良くない状態で眠ったのが良くなかった。ひどく疲れているのに眠りは浅く、色々な夢を見た。まるで熱に浮かされた時のように、しこたま酒を飲んで頭痛の中で眠った時のように…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[[メモ]殺しを厭わないアンチヒーローと不殺を貫くヒーローの話]]></title>
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            <pubDate>Wed, 01 Jul 2026 15:26:04 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[※ディフェンダーズ観ながら考えてたのがバレバレである
善人を守るが悪人には殺しも厭わないアンチヒーローと可能な限り取りこぼさない不殺を貫くヒーローの話ってこれまあだいたいfrattなんだけど一旦聞いていってくださいよ(？)
二人は同じ街に暮らしていてそれぞれにそれぞれのやり方で日々脅かされる人の命を救っているんだけど、表に出て人気もある不殺ヒーローは裏ではかなりの人に命を狙われており そういう輩は…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[昼下がりのあなた/創作]]></title>
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            <pubDate>Fri, 26 Jun 2026 14:11:27 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[ほとんど使っていないスマートフォンの通知を見たとき、見間違いかと思った。軽く目眩すら覚えていた。しかし表示されている名前は間違いなく記憶にあるものだし、久々に会わないかと書かれているのも、何度読んでも変わらない。
思えば、あの人はいつも突然だった。家にこもってばかりいる俺の顔を見に来るのも、日差しを浴びなければ身体に悪いと外へ遊びに誘ってくれるのも。鬱陶しい時もあったが、なんだかんだでそういう強引…]]></description>
        </item>
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            <title><![CDATA[[メモ]実家が太いおかげで売れない作家やってる男（top）と少ない読者の40代おじさん（bottom）の話]]></title>
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            <pubDate>Tue, 16 Jun 2026 09:45:33 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[攻もそんなに若くなくてアラサーくらいの男、そろそろ寛大な親にも怒られる年頃、世間的には充分おじさんだよ
おじさんはバリバリの実業家、同じように裕福な親繋がりで昔からの知り合い、一人っ子の攻にとっては歳の離れた兄のような関係
攻はゲイなんだけど親にも打ち明けられず今まで生きてきたがおじさんだけは知っている、というか普通におじさんに恋してたのがバレたのがきっかけなのだが、おじさんは普通にストレートなの…]]></description>
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            <title><![CDATA[ひとりの春は巡る⑧(END)/創作]]></title>
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            <pubDate>Sat, 13 Jun 2026 14:40:00 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[長い夢を見ていた。自分自身の記憶と昔観た映画の話なんかがごっちゃになって、何が現実で幻想なのか区別がつかないような夢だ。もうずっと会っていない両親。故郷で彼らと暮らしているだろう弟。かつては愛していた美しい男。昔一緒に悪さを働いていたが躊躇なく俺を撃った男。それから、朦朧とした意識の中で見た都合の良い幻のような男。それらの登場人物は、様々な形で夢に現れる。昔からの友人。久々に会った友人。恋人。記憶…]]></description>
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            <title><![CDATA[ひとりの春は巡る⑦/創作]]></title>
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            <pubDate>Sat, 30 May 2026 13:18:06 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[この街の夜は、本当に時々だが物騒だ。近づいてはならない場所と時間帯が明確に存在していて、俺はそれを知っているのに、その日はルールを破ってしまった。時が経ち記憶が薄れていたのと、加えて酒のせいで判断力が薄れていたせいなのだが、こういうこと自体は昔から時々ある。俺という人間は、昔から絶望的に運が悪いのだ。
そもそもの始まりは、俺が今よりずっと若い頃だった。生まれた時から長年住んでいた田舎を離れ、都会に…]]></description>
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            <title><![CDATA[ひとりの春は巡る⑥/創作]]></title>
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            <pubDate>Wed, 20 May 2026 12:52:54 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[ソファの上に差し込んだ朝日で目が覚めた。首を巡らせ、テーブルに置かれたままになっているワインの壜と二つのグラスを目に留めて、昨夜のことが夢ではなかったと知る。壜の中身はすっかり空になっていた。僕は先輩が帰ってしまった後、残ったワインを全部飲んでしまい、まともに働かない頭であれこれと考えながらそのまま眠りに落ちたのだ。あれから何も食べていなかったが、もはや空腹も忘れていた。むしろ空腹にアルコールを入…]]></description>
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            <title><![CDATA[ひとりの春は巡る⑤/創作]]></title>
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            <pubDate>Sun, 03 May 2026 10:14:24 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[先輩は僕の家に来ると、いつも必ず一つだけ何かしらを残していく。何かの動物の習性みたいだ、と思っていた。大抵はほとんど中身の残っていない飲みかけのグラスがベッドのサイドテーブルに置かれたままになっているだけだが、滅多に吸わないはずなのに吸いさしの煙草があったり、本当に時折読書する時にだけ掛けている眼鏡が置き去りになっていたりもする。そういえば、昔から本なんて読まなかったし普段もそんなに読まないが、知…]]></description>
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            <title><![CDATA[ひとりの春は巡る④/創作]]></title>
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            <pubDate>Mon, 20 Apr 2026 13:06:54 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[彼に夜に誘われたのは、その日が初めてだった。いつもは休日——基本的に僕も彼も、あくまで表向きは一般的な社会人と同じ日が休日である——の昼に会っていたのが、週末の仕事終わりに会わないか、というのが彼から来た連絡の中身だった。僕はその時ちょうど面倒なデスクワークをしていて、そこはかとなくフラストレーションが溜まっていたのもあり、二つ返事で承諾してしまった。軽率な行為であるのは認めるが、彼に会うことは彼…]]></description>
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            <title><![CDATA[ひとりの春は巡る③/創作]]></title>
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            <pubDate>Sun, 05 Apr 2026 14:13:39 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[「アーネストか。良い名前だな」
彼はそう言って笑った。僕につられて笑ったのか分からないが、その笑顔はどこか無邪気で、ひどく久しぶりに見るもののような気がした。それを見ていると、どうしてかちょっとした悪戯心がわいてくる。
「それで、あなたのことは何と？」
もちろん名前は知っている。これで偽名でも名乗られたら——僕はどうすべきなのだろう。今のところ彼のことは、探れと言われただけで有事の際には捕まえろと…]]></description>
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            <title><![CDATA[ひとりの春は巡る②/創作]]></title>
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            <pubDate>Mon, 23 Mar 2026 13:41:39 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[飲み過ぎた、と目覚めた俺は思った。居家に帰り着いたあと、あの出来事のおかげで昔のことが色々と蘇ってきて何もかも忘れたくなって、棚に仕舞い込んでいた古い酒を無心に飲んだのだ。頭が重い。喉が渇いていて、胃がむかむかする。典型的な二日酔いの症状だ。唯一救いなのが、ズキズキするような頭痛までは無いことだった。これがあると一日の行動全体に影響が出るので、信じていない神に感謝しつつ、顔の前で十字を切る。
「……]]></description>
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            <title><![CDATA[ひとりの春は巡る/創作]]></title>
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            <pubDate>Sat, 07 Mar 2026 14:00:25 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[危険な魅力を持った男だった。危険な匂いのする男ならこの街にはいくらでもいるが、その中に惹かれるものを持つ人間は数えるほどしかいない。前にそういった男と付き合ったことがあるが、もちろん最終的には痛い目にあった。あれこれ擦った揉んだのうちに殺されそうになって逃げてきたものの、その後追われていないということは、もう俺のことはどうでもいいのか、はたまた本人が死んだのかどっちかだろう。そんな風に思い出せるの…]]></description>
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            <title><![CDATA[そよ風に雲は流れて/ウル管♂]]></title>
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            <pubDate>Sun, 22 Feb 2026 09:32:46 GMT</pubDate>
            <description><![CDATA[さわさわと風が草原を揺らしていた。そこにひっそりと腰を下ろして、武器の手入れをしている背中が見え、声を掛けようと近づく。
「管理人。また来たのか」
「君こそ……また来ていたんだね」
ウルフガード、とコードネームを呼ぶ。彼は振り返らないが、自分のことを気配や音、あるいは匂いで認識しているのだろう。
ここは彼のかつての親友を葬った場所だ。それからどれだけの時が経ったのか、その痕跡が消えてしまった今でも…]]></description>
        </item>
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