自由律俳句−94

かもめ
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公開:2024/11/19

「谷川俊太郎さんの詩」

愛国心の形はこうなんだろうなと思ったりする。

解体塵が初雪にみえる都会

水面に顔出すようなセーター着る

ビル風に舞う枯葉は都会っ子

ひとりも熟すれば只の静寂

凍える朝に燃えるゴミを出す

古墳の布団から出られない

熟れたお供えの柿を頂く

自由律俳句。

@eiji004
outsiderな自由律俳句と少々薬味の効いた散文の備忘録。