コロナ禍が浮き彫りにしたのは、週に何度も職場での飲み会があることの異常さだったように思う。ちょっとずつ、世間が、コロナ禍以前のような雰囲気に戻りつつあり、それは私の所属している農村においても同様だ。
農家はなんでか知らないけれど飲み会がたくさんある。
1.昔から飲み会をするものだ、という考えで凝り固まったおじさんがトップをしている。
2.所属団体が1.を踏まえて飲み会をするための予算をつけてしまう
3.そういった団体が複数あり、加齢に応じて参加団体が増えて、結果、特定の時期に飲み会が多発する
コロナは問答無用でそういった習慣を休ませてくれたが、けっきょく、農村はもとの形に戻ろうとしている。それがいいことかどうか、私はあんまりわかってない。昔はクソ面倒くさい、と声を大にして言っていたのだけど。さいきんは、失くしちゃいけない文化習俗なのかもしれないと、ちょっと思っている。
ただ、年々、お酒が飲めなくなっているお年頃なので、だりーなー、と思うことがしばしば。
だって、よくよく考えたら、週3飲み会って、おかしいよ。それも、取り立てて仲良くないおじさんと、団体を変えて、同じように飲むのだもの。同じおじさんになったから、そんなもんだと思って参加できるけど。Z世代は耐えられないし、耐える意味がわからないと思うよ。
こういうのだけは、コロナ禍、良かったな、って思うことの一つです。戻らなくていいけどね…。