ポッドキャストをやってると、DTMの真似事をやることになる。
ポッドキャスト配信がやりたいだけであって、ミュージシャンになりたい訳でもDTMerにも、DJにも興味がない。そんななので、基礎もふわふわな状態で音声編集を学び、雰囲気で整音をやることになる。
マイクはいっぱい買って使い分けてきて、なんとなくわかり始めたマイレボリューションな気がしてるのだが、編集ソフト(DAW)をどう使っていいか、分かってるようで相変わらず何もわかってない。
今回は取り急ぎ、イコライジングがよく分からん、というのを書く。
わたしは収録音源のトラックに、ノイズ除去をして、コンプレッサーをかけてから、イコライザーをかける。
そのあとでマスタートラックでリミッターで音圧を上げる、というのをやってる。
さいきん、リミッターは使わん方がいいという言説をみたが、マキシマイザーをまた課金するかという気分になれんのでとりまそのまま使う。
で、イコライジング。人間の可聴域は決まっているので、いらん帯域をけずり、特定の箇所のゲインをあげてやると聴きやすくなる、というのをやるやつ。
よく言われているのは、60〜120kHz以下をカットする(ロウカット)。男性の場合は1000〜1200kHzを盛る。高音域も盛るとのこと。けれど、これをやるとキンキンする。人に合わせて気持ちいい音域にすべき、と言われても、それがよくわからない。
わたしはもともと良い声という評価を得るのだけど、なんのイコライジングもしてない頃のほうがそういうご感想が多かった気がしてる。
最近、低音域が豊かだと良い声に聞こえる説も知って、試してみたりするのだが、そうするとノイズがのる。手持ちのノイズ除去では手に負えない感じのやつがのる。やはり課金、課金しかないのか。
ただ、そんなことよりも、自分の耳がどんどん悪くなってる昨今、その違いを聞き分けられているのか自信がない。家族がいるなか、Bluetoothヘッドセットで編集をやってるが、ただでさえ耳が良くないのに、上手くできないでいる。そうして、最近は耳の遠さも相まってラウドネスがすごいことになってしまう。
「音が大きくてうるさい」という反応はないが、ノイズが大きかったり、なんか聴くのが嫌になったりするのはイコライジングの下手さが音の大きさで増幅されてるからな気もしてる。
パキッと聴きやすい音にしたいだけなのに。
なんか上手くいっていないのだ。キャリアはまあまあ長いはずなのに、こういうのが全然下手くそでダメだなぁと日々思っている。