元旦早々、たいへんなことが起こっているのをSNSで見るのがしんどい。基本的に、SNSで当事者でもない人間ができるのは「なにもしないこと」だけだ。せいぜい、流れてくる寄附サイトのほうからぽちぽち寄付をする他ない。
どんな災害時でも「プロフみて」は来るし、嘘動画を流すやつも、嘘情報を流すやつも、嘘情報か確かもせずにリポストするやつがいるので、SNSは学ばないし平常運転だなぁと思う。ただ、東日本のときと比べて、寄附は勝手に送るな、送られた先の要望を先に聞け、というのが徹底されるようになって、そこは良いようになってきたな、と思う。バカは学ばないけど、バカばっかりじゃないので、多少、マシなことは以前より増えている。
そんな状況下で、ほんとうだったら、ゾンビアポカリプス下での食糧生産をするにはどうしたら良いか、というポッドキャストの新シリーズをやるつもりだった。少なくとも、12月31日までは。
現状、国内で被災してるひとが多くいて、ニュースも連日流されてる状況下で、なんとなーく、架空の話とはいえ、災害下での食糧生産の話をするのが馬鹿らしく思えてきて、手が止まっている。
自分自身に影響力が大してないのは重々承知だけれども、石川県からのアクセスがあるのを知ると、その先にいるひとの反応が少しだけ怖い。自分に、好意を向けているかどうかはわからないけれど、聞いているひとをうっかり傷つけるようなことを言っているのではないか。そんなことを考えてしまう。
「死ねばいいのにな、あいつ、言いすぎた、重めの痔かEDになんねーかな」と思うようなリスナーもいるというのに。こういうときは、こんなことを考えてしまうのだ。
状況が落ち着くまで、別のことを考えてポッドキャストをやらないと。