新年早々新幹線のきっぷを無くした。目的の車両に乗って一息ついて座席の確認のために取り出そうとしたときに気づいた。売店で落としたのではないかと思われるが、散々方々に連絡したものの結局見つからないらしい。新しく買おうと思っていたスニーカーは諦めた。やってられね〜と思ってワインを開けて飲みながら荷物と部屋の整理をして、1週間分のごはんの作り置きをすませて一旦座ろうと思ったら今度はワインを床に落としてあたりがワインまみれになった。ここでちょっとやばいと思った。生涯落としたことのないものを2024年が始まって1週間で一気に落としすぎである。今年の抱負は間違いなく｢手元にご注意｣になった。寄稿の原稿を落とさなかったのは不幸中の幸いかもしれない(やかましい)。
2023年は修士論文を書いていたので二次創作はあまりしないだろうと思っていたけれど、ありえない勢いでスラムダンクにはまったせいで自分にしてはかなり描いた方である。それでもかなり寡作なタイプなのでもっと色々割り切って沢山描きたい。創作面での2024年の抱負は、①漫画の本を出す、②通常締切を守る、③極力諦めや妥協のコマを出さない、である。でも本当はもっとあって、小説も書きたいし、短歌の本も出したいしできるなら2冊目の詩集も出したい。言うだけならタダ精神でイラスト集も出したい。そして色々試しながら自分の作風をちゃんと確立していきたい。兎にも角にもやりたいことが多すぎるから、とりあえずひとつずつ構想をしっかり練って実現可能性が高いものから着手するしかない。アイデア段階では自分はなんでもできるような気がするけど、実際制作段階では地味かつ地道な作業の連続でしっかり時間をかけないとできないことの方が多いので、早め早めに取り掛かってちゃんと納得できるものを出せたらいいな。論文も同様。
そう考えるとうかうかしている時間なんか無さすぎることに気づいた。ちゃんと本を読み、手を動かそう。結局毎年決意することは同じようなことばかりだから、今年はちょっとは去年よりできることが多くなっているように地道に努力しよう。そしてもう何も落とさないように気をつけよう。