おとといは薬飲んで寝てやりすごしました
物騒な話だが、昨日の夜は真剣にウィンターグリーン精油、ニコチン溶液、除草剤など飲んだら死ねるのでは…というものを探していた。論文で事例を検索し、農薬の買い方についても調べてしまった。でも死にたいと思っても「キレイに死ぬにはまず部屋のものを処分し会社を退職しマンションを引き払い、退職金を両親に渡すためにキャッシュカードと暗証番号…遺書というか連絡事項を書くか…で絶対に失敗しない方法は…」と具体的に悩んでしまう。まじめだからね。
不安でソワソワしてよっぽどこころの電話的みたいなものにかけようと思ったが知らん人にいちから説明する気力がないし、なによりも電話代のお金がない。ウワーってなってたらなーーんにもしらないオタクの友達からLINEが来て、行ったイベントについてはしゃいで報告してくれて一緒にはしゃいでいるうちに睡眠薬が効いて寝落ちした。ありがとうオタク、あなたは知らない間に人ひとりの命を救ったのだ。でもこの手は毎日使えない。
いま朝の8時前、すでに生きるのが再び嫌になっている。でもわたしの仕事は月初の3日間が最も忙しく、かつ年度初めの作業もあり、全く信用ならない同僚がいる(自分のことを棚に上げて何を…)。昨日なんとか上司には「外出が難しい時があって約束ができないのでオフラインの会議や飲み会などはしばらく勘弁してほしい」と了解を得たけど、そのとき「いま年度初めだしもっと具合悪くなっていきなり休まれちゃっても困るし(笑)」と軽く言われた。ほんとに死んでやろうか?せいぜい困れやとチラッと思ったけど、とにかく今日と明日は絶対に休めない。
仮に1日休んだとして、ひたすら寝るべしというのがよく言われる話だけど、結局次の日の溜まった仕事にいっそう不安になるだけなのでは?と思うと踏み切れない。この病気の初めてのビッグウェーブが来た10年前にはたぶん1年くらい休職をしているのだけど、当時の薬が強すぎてゾンビみたいになっていたことは覚えている。そのせいなのかあるいは脳がイヤすぎて思い出すのを拒否しているのか、休職ちゅうどう過ごしていたのか、そしてそれ以前の記憶もまだらになってしまい参考にならない。
小中高大学の記憶もあいまいで(たいていイヤなことしか覚えていない)、この間高校の同級生に「数人で交換日記してた」と言われて心底驚いた。相手は覚えていないことにちょっとショックというか失望していて申し訳なかった…その時病気についてちゃんと話しておくべきだったのかもしれないけど、誰もそんな話聞きたくないだろう。友達はいないことはないが、こういうことを相談しても重くて迷惑だろうと思う。そもそも死んでも誰もわたしのことを思い出さないはずだ。