ベルサイユのばらを見てきた。映像では見たことがあってふーんという感じだったが、知ってる人たち(知り合いではない)が演じるとそれなりに圧倒される。大人数が舞台上にいることが多いので推したちを探すのが一苦労…というか、下手と上手に分かれられるともうお手上げです。
オスカルがバスティーユの戦いで撃たれて命を落とすとき、舞台版は3人がかりでリフトされ、まるで十字架のキリストのようになる。今まではこの演出を「なんやねんな」と思っていたが(ひどい)これも朝美絢さまだと「オスカルさまーーーーーーーーッ」となるからオタクというのは心底ちょろいと思う。
これを貼るためにウェブサイトに行っただけでも「ヒィ」て思うもんな
次回は「記憶にございません!」。振れ幅よ。
日帰りで4時半に起きて23時に帰ってきたのでリムジンバスで最寄り駅(家まで徒歩10分)まで来たのに一歩も歩きたくない…となってしまった。歩いたけど。しかも帰宅・即・その日どうしても終わらせないといけない仕事があってパソコンに向かうというムチャクチャぶり。重いオペラグラスを1日構えているから次の日は全身筋肉痛でゾンビのようだった。
ベルサイユのばらのあとの時代を描いたバルザックの「ラブイユーズ」(正確にはラ・ラブイユーズ La Rabouilleuse)がものすごーーく面白い。飛行機の中で読んだので他にやることがなかったからかもしれないがすごく集中して読み進められた。いわゆるピカレスクロマンだが悪巧みのスケールとスピード感がすごい。しかも悪者は一人だけではなく、悪者vs悪者vs悪者みたいなもつれ合いがものすごくスリリング。争いの種が遺産なのでゼニの話が多いのだが、ちょいちょい計算が合わなくて訳註でつっこまれるバルザック、かわいいね。
つぎは「ゴリオ爺さん」を読みます。
部屋干し臭に悩んでいる(外に着ていくものではなく、バスタオルとパジャマについてしまった)元を絶たなければ無意味ということを知り、逆性石鹸なるものを注文してみた。これを柔軟剤入れに投入して洗濯するらしい。果たして。結果は来週。