副業の塩梅が難しい

emahiro
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※ 自分の話なので今までの副業先の話ではありません。

副業、やると楽しいけど絶妙に難しさと感じることがある。

コロナ禍以降何社かお邪魔してきたけど大体本業との折り合いがつかず(稼働が取れず)に、byebye している。

元々は時間がある土日をなにか有効活用できないか?くらいの間隔で始めたものだったけど、やはり向こうも本気で自分たちのプロダクト、企業を大きくしようとしてるチームに、片手間で入るというのは自分の心情としてはなんとなく「心のつっかえ」みたいなのもを感じてしまう。これはおそらく自分がそういう性分なんだと割り切っている。

良くも悪くも「本業に100%コミット」タイプではあるので、事前にすり合わせた「これくらい稼働取れるかも」という範囲が容易に崩れしまう。そもそも本業も不確実性の高い事業領域で戦っているので、自分の時間がどれくらい空きそうか、というのは読めない。

そこに来て今年は「育児」も始まり、土日もまとまって時間を取ること自体がそもそも難しくなってしまった。稼働予定の平日深夜も夜の育児タスクで疲れてあまりパソコンに向かうことも出来ない事が多い。

最初のすり合わせでこれくらい、というところを握っていても結局できないことの罪悪感があるので、やはり関わるときは期間限定でタスクの粒度が細かいときに限るのが良さそうかなというのが最近再び考えていることである。

まぁとはいえ、そういうタスクを用意できるところは多くはないので、そういう意味で「いい案件があれば」というタイミングの話になる。

話は変わるが本業そこそこ、副業でガッツリ稼いで年収X万円、みたいなやつ、どうやったらそういう時間を作れるのか不思議に思うときもある。

リモートワークが常態化し、本業の後に別の仕事を知れるのも簡単になってきてはいるが、とはいえ「本業そこそこ」という間隔が未だに理解できずにいる。

少し前に見た動画の中で最近の傾向として「本業のベーシックインカム化」という単語が用いられており、たしかにそういう側面はあるのかもしれないと思いつつ、そういったことが存在する状況というのはどういう状況なのだろうかというのは結構不思議である。

ある意味、自分は「本業がベーシックインカム化」するような仕事をしていない(本業が面白くて仕方がない)ということで幸せものなのかもしれない。

色々書いたけどこの塩梅が難しいと感じるうちは副業は引き続き期間限定で行くのが良さそうに思う。