自分はそんなにキャッチアップ能力が高くないなと思った話

emahiro
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サマリ

自分のパーソナルなところとして

  • キャッチアップ速度が遅い

  • ある程度じっくり取り組まないとパフォーマンスを発揮できないタイプ

であることが最近わかってきた、という話です。

キャッチアップが遅い

これは自分のパーソナリティというかメンタルモデルの話になるのですが、なにかにコミットメントするときには「相応の時間がかかる」ことがあり、パッと短期的に何かを引き受けてちゃちゃっと実装しちゃう、ということが苦手です。

というよりも、自分は多分背景を気にしちゃうタイプで

  • なんでこんなコードになってるんだろう?

  • なんでこういう実装にしてるんだろう?

  • なんでこういう設計にしてるんだろう?

といったことが気になってしまってしまい、自分自身の生産性のパラメータを組織にアジャストするまでにそこそこ時間がかかるタイプです。

だから、というわけではないのですが、新技術のキャッチアップとかも苦手といえば苦手な部類で、自分がそれを導入する立場じゃない場合、既存の技術スタックへのアジャストを大変に思うタイプです。

最近ようやく細かいことを考えなくなってきたので、本業レベルに時間を欠けることができればある程度スピード感を持ってキャッチアップできるのかなと思いますが、副業とかソウイウ単位では全くできません。

キャッチアップするには関心が必要

キャッチアップそのものが遅いのは、個人の持っているハードスキルの問題もあるんでしょうが、最近思うのは「関心を持つ」ということが非常に大事な要素なんだなと気づきました。

関心のない、薄いことには当たり前ですがコミットメントにムラができてしまいます。逆に、特にこの辺を気にせず、技術の切り売り、スキルの切り売りを出来てしまう人を僕は逆に尊敬するタイプです。どうしても関心の薄い(本業と比べて相対的に)領域に対しては割く時間が少なくなってしまいます。

結局そのプロダクトや事業に関心がないと本業+αで何かをする、というのは難しいんだなと実感しました。

キャッチアップが遅いのは悪いことなのか?

個人的にはそこまで悪いことではないのかな?とも思っていますが、本業であれ、それ以外であれ、期待されたアウトプットを早期に出す必要がある場合にはキャッチアップが遅いことは端的に生産性のロスに繋がりますし、クビになるリスクもそこそこ抱えてることになるのかなとは思います。

それでもなかなかコミットメントを上げることが出来ない現状もあったりして、このあたりに自分自身の能力の cap を感じざるを得ず、苦しい思いもあります。

脳内のインデックスを広く張る

最近少しでもキャッチアップを早めるためにベストプラクティスや単純な知識といったものへの欲求を自分でも強く感じます。なにかに付けてキャッチアップする対象のシステムや、ドメインがあったときにそのドメイン知識のエキスパートでなくとも多少形覚えが合ったり、普遍的に変わらない設計手法や実装手法を知っていれば、キャッチアップの時間を少しでも早くできるのかなとも思っています。

このためにもある程度知識を入れながら脳内に薄く Index を張って、思い出せるときにさっと思い出せるようにしておきたいなと思っています。