「変化」に対して最近思考を巡らせています。
ある「物体」(それは個人かも知れないし、組織かも知れません)が「変化を志向する」とき、それを拒む力学が働くことがあります。
僕はこれを今まで「変化」を肯定する力学と否定する力学という2つの力学が働くものと思ってきたのですが、最近「変化」を受容するか拒否するか、という話なのかなと考えるようになりました。
ある物体が変化を志向するときというのは、何かしらポジティブな結果を得ることを目指して変化を志向します。(悪くなる前提で変化したいということはそもそもない)
この変化に対する受け入れ方は実は各々異なり、それが肯定や否定といった形で表出しているのかも知れません。
ただ、もう少し深めると「変化に肯定的」というのは要するに「変化を受け入れていること」何だと思います。
これを別の言い方をすると「変化を受け入れることのできるメンタルモデル」を持っていることなんだと思います。
変化という事象に対しては、そこに是非がある場合、その多くは自らの利権に影響が出ることを懸念してアレルギー反応としての拒否反応が出ることが多くあります。ちなみに変化に対して拒否反応をすること自体は僕自身は何も悪いことではないと思います。自らの状況にネガティブな変化がある場合、どんな人でも拒否反応を示したくなるものだと思います。
変化に対する考え方は千差万別で、ただそれを「受容するのか拒否するのか」という二者択一で考えると、各々のその先に影響があります。
自分はどういう影響を得たいのか?ある意味逆算的な考え方ですが、ある分岐点のその先を考えると、変化に対してポジティブな反応を示すことができ、変化を受容していけるメンタルモデルが醸成できるのかなと考えています。